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日刊サイゾー トップ > 社会  > 中国当局がひた隠しにする「連続飛び降り自殺」騒動
上海万博が第二のフォックスコンに!? 

中国当局がひた隠しにする「連続飛び降り自殺」騒動

banpaku.jpg上海万博公式サイトより

  中国のネット上で、密かに出回っている3枚の凄惨な写真がある。

 顔面から鮮血を流してうつぶせに倒れた若い女性を、呆然とした表情で取り囲む人々。

 実はこの写真、7月27日に上海万博内で起きた飛び降り自殺の現場を捉えたものだと言われているのだ。女性の安否や身元、現場の詳細については定かではないが、写真のなかの数人は、確かに上海万博の関係者用パスを首から下げているのも確認できる。

 この写真が出回った8月初旬、ネット上では大きな話題となったが、書き込みが行われたスレッドは現在、既に削除されており、当局が封殺に動いたものとみられる。


 上海万博会場内での飛び降り自殺騒動は、これまでにも複数発生している。7月22日午後6時30分ごろには、万博文化センター6階のバルコニーに立った男が、突然「飛び降り自殺をする」と叫ぶ騒ぎが発生。駆けつけた警察によって同センターを封鎖。5時間におよぶ説得の末、男は自殺を思いとどまったという。さらにその翌日の23日午後4時30分ごろにも、韓国館の屋上に男が侵入。自殺をほのめかしていたものの、駆けつけた警察によって拘束された。ちなみにこの際にも当局は、国内メディア向けに「報道の一切禁止」を通達している。

 8月4日に万博を訪れた日本人女性(43)も、自殺騒動が封殺される現場を目撃したという。

「四川大地震を体験できるパビリオンで、女性が私服警備員に取り押さえられていました。屋上に侵入しようとしていたようで、『死なせてくれ!』と絶叫していました。近くにはメディア関係者もいて、この様子をカメラに収めようとしていましたが、警備員にものすごい勢いでカメラを奪われていました」

 この様子では、ほかにも封殺された自殺事件が複数ある可能性も否定できなさそうだ。アップル社製品の生産も請け負う台湾系企業、フォックスコンの深圳工場で、工員による連続自殺が問題となったことは記憶にも新しいが、万博会場も今、知られざる連続自殺の現場となっているのかもしれない……。
(文=高田信人)

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最終更新:2010/08/09 18:04
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