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芸能界の暴れん坊、宮西渡の(続)バチーンと言っちゃうぞ!【特別編】

ストリートでも暴れん坊!?  芸能界屈指のオラオラ系社長は喧嘩バカ一代!!

miyanishi5_1.jpg足技はいうに及ばず、手も早い。リーチは長めだ。
(写真/江森康之)

芸能界の”ドン”は言うまでもなく、有名スポーツ選手から文化人、さらにはハリウッド俳優まで幅広い人脈を持つ”芸能界の暴れん坊”こと、Zプロモーション宮西渡社長。幼稚園中退、前科×犯、だけど曲がったコトが大嫌いな社長が芸能生活50周年を迎える今年、これまで封印してきたあんな話やこんな話を、”バチーン”と暴露しちゃう……この連載、今回は特別編として、喧嘩に明け暮れたオラオラぶりを暴露しちゃうぞ!!

 今でこそ、孫ほども歳の離れた若い記者たちにも人懐こい笑顔で気さくに接する芸能界の暴れん坊こと、Zプロモーションの宮西渡社長。だが、若い頃は超武闘派のコワモテで鳴らしていた。

 その武勇伝は数知れず、街に出ればヤクザに絡まれるのも日常茶飯事だったとか。

「ケンカの思い出? ガキの頃から数えたらキリがないよ。若い時はとにかくケンカっ早かったし、ケンカっていうのはスピードが命だから。相手の目を見て、『コイツは仕掛けてくるな』と分かったら、向こうより先に”バチーン!”といかないと(笑)。オレはボクシングと少林寺(拳法)をやっていたから、スピードには自信があったしね」と、主食とも言える好物のピースをくゆらせながら、懐かしそうに振り返る。

 地元の高松で少年時代を過ごした宮西社長は、強くなりたい一心で13歳の頃から少林寺拳法道場の門を叩いた。やがて、喧嘩に明け暮れる日々を送り、16歳の時、恐喝と傷害の罪で香川・善通寺にある四国少年院に入所。改心するかと思いきや、その拳にますます磨きをかけることになる。

「あそこは、四国で唯一の少年院ってことで、四国中からワルが集まってきていてさ。中に入ると、愛媛だ、高知だ、徳島だって地域ごとにグループができていて。俺の出身の高松は人数も少なくて、虐げられていたんだよ」

 入所して間もなく、天性のカリスマ性を買われて「班長」という大役を命じられた宮西少年は、責任感の強さからある行動に出る。

「院内で幅を利かせていた愛媛のグループにすごく強いって評判のヤツがいてさ。うちら高松グループがまともに生活するには、コイツを潰すしかないなと。それで、そいつをトイレで待ち伏せして、入ってきたところでいきなり”バチーン!”さ。あとは個室に連れ込んで徹底的にやってやった。そしたら、翌日から『高松の宮西ってヤツは相当ヤバいらしい』って噂になって、随分と過ごしやすくなったよ」

miyanishi5_2.jpgこれまで、”凶器のギター”として何人の
生き血を吸ってきたのだろうか……。

 18歳で上京してからも、土地は違えども生活は変わらない。ディスコでは少林寺拳法仕込みの華麗なステップを披露し、キャバレーではギター片手に魂のこもった演奏を繰り広げる。若干19歳にしてバンドのリーダー兼所属事務所の社長となれば、周りの女が放っておくわけがない。モテまくりの毎日だ。盛り場で出会う男たちの嫉妬が時に暴力へと向かうこともある。

「若い頃の社長は、本当によく絡まれていたね。だって、白のスーツに白のブーツなんて格好で、ベンツ乗り回したりしているんだよ。両脇に女をはべらしてさ? そりゃ~、目立つし、喧嘩も売られるよ」とは宮西社長と40年以上の付き合いのバンド仲間のM氏。

 M氏が特に印象に残っている宮西社長の喧嘩エピソードとして挙げたのが、かつて浅草にあった人気キャバレー「モデルン」での乱闘事件だ。

 当時24歳だった宮西社長はM氏らメンバーを率い、「ザ・スナッキーズ」として客席から程近いステージで演奏を披露していた。そんな中、地元のヤクザと千葉から遊びに来ていたヤクザが席に着く女の奪い合いが原因で、目の前で喧嘩を始めたという。

 すると、宮西社長はなんとギターを千葉のヤクザ連中目がけて投げつけると、勝手に演奏を切り上げてステージを降り、”地元勢”の加勢に乗り出したというのだ。

「ああ、あの話か。懐かしいね~。あん時は、親交のあった地元のヤクザのグループが4人しかいなくて。向こうは確か8人くらいだったかな。明らかに形勢不利だったし、ステージを邪魔されたのも癪に障ったから、つい行っちまったんだよね」と宮西氏。

 さらに、当時新宿の人気スポットとして知られたパリス苑の近くで、ヤクザ3人にいきなり絡まれたこともあったとか。

「全身白づくめの格好で、女2人と楽しくデートをしていたら、いきなり3人組が『格好つけてんじゃねえよ!』ってさ。相手にしなくても良かったんだけどムカついたんで、まずは女を車に戻して。俺は少林寺(拳法)をやっていたから、足が利く。いきなり”バチーン!”と一番強そうなヤツのみぞおちに蹴りを入れて、うずくまったところで『カ○ワにするぞ、この野郎!!』って。それで終わりだよ」

 喧嘩はとにかく”スピード”と”慣れ”と持論を展開する宮西社長。御歳69歳にして、手振り身振りを交えながら喧嘩のやり方を解説するその瞳は少年のように澄んでいる……おっと、あまりに濃すぎる人生故か、前回の予告とは少し話題がずれてしまった……。

 そんな宮西社長の目に映ってきた芸能界、格闘技界の意外な喧嘩屋たちについては、次号のお楽しみにとっておこう。

ジ・アウトサイダー 第十一戦 ≪60-65kg級トーナメント本戦≫

この人たちと気が合いそうです。

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最終更新:2010/08/08 15:00
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