「2日で30万部増刷!」宝島社の独走に大手三社も追随! 激化する雑誌”付録”戦争
#雑誌 #出版 #宝島社
7月3日に初版30万部を発売した顔用小型マッサージ器『スッキリ美顔ローラー』が好調な売れ行きを見せている宝島社。発売からわずか2日で30万部の重版も決まり、同社お得意のブランドムックの売り上げも絶好調だ。
「そのせいか、この夏のボーナスはひとりあたり数百万円だったそうです。出版社の中では、ボーナスが高いと言われる講談社よりも断然上だったそうです」(ファッション誌ライター)
まさに、宝島社の”ひとり勝ち”状態の出版業界。そんな中、大手三社(集英社、小学館、講談社)も指をくわえて見ていたわけではなかった。
「特に集英社は、ファッション誌の付録を何とか宝島社レベルまで引き上げたいというのが会社命題のようで、すでに宝島社で決まっていたブランドを、横取りしたなんてウワサも聞いたことがあります」(前同)
不穏な動きはそれだけではないそうで、
「実は、付録のサイズは決まっているんです。厚さが3センチ以上だとダメだとか、雑誌よりはみ出てはダメだとか、かなり細かいんです。それを判断する第三者機関のようなものがあって、宝島社はそれに従っていたのですが、集英社はことごとく無視していたようです。それで、宝島社からもクレームが入って、最近は修正しているみたいですけどね」(大手出版関係者)
まさになりふり構わない状態の大手出版社。
「また、宝島社には創刊間もない女性誌があるのですが、すでに集英社と講談社のライバル誌の部数を抜いたそうなんです。それで、集英社と講談社は代理店に『クライアントに広告を入れないようにしてくれ』って頼んでるって話も聞きました」(前同)
大手の牙城を崩しにかかった宝島社。どう対抗するのか見ものである。
これで小顔になったら苦労しない。
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