仰天計画! ゴジラ松井秀喜が日本人宇宙旅行の第1号予定者だった!!
#宇宙 #松井秀喜
世界で唯一、宇宙旅行者を送り出した宇宙旅行会社の米スペース・アドベンチャーズ社は6年前、4名の宇宙旅行を企画した際、乗客のひとりを日本人とすることを発表したことがあった。
その後、元ライブドア取締役の榎本大輔氏が、同社に約2,000万ドルを支払ってメンバーになったが、打ち上げ3週間前に健康状態を理由にクルーから外され、旅費の返還訴訟にもなった。その後、日本人の第1号客のメドは立っていないが、なんと当初は第1号予定者にメジャーリーガーの松井秀喜が候補となっていたという仰天話をキャッチした。この話を打ち明けたのは、大手広告代理店の元社員だ。
「日本人を乗せるという発表は、私のいた広告代理店とのビジネス絡みだったんです。これは莫大な搭乗費用を負担してあげる代わりに、搭乗にまつわる広告や報道を独占させてもらおうという計画でした。それには一般人より有名人の方が話題になるので、芸能、文化、スポーツから候補者が絞り込まれたんです」
その中で1位候補となっていたのが松井だったというわけだ。
「いろいろな名前が案として浮上したんですが、ネックは長く厳しい訓練に耐えられるかどうか。そうなるとスポーツ選手が適役という結論に達し、また世界的な有名人でないと国内だけのマーケティングになってしまうという理由で、松井の名前が挙がったんです」(元社員)
スペース・アドベンチャーズ社が日本人登用に乗り気だったのは、当時2名の旅行者が世間的に無名の人物だったため、広告塔的な役割が果たされなかったという背景があったようだ。
「なので当時は、私がいた広告代理店が働きかけて、テレビCMにもなるべく宇宙映像を使うようにしていたんですよ。宇宙に興味を持たせるサブリミナル効果みたいなものでした」と元社員。
ただ、結局は正式なオファーが行くことはなく、松井はヤンキースで活躍を続けた(現在はエンゼルスに移籍)。計画が頓挫した理由は元社員でも「分からなかった」というが、いずれにせよ有名人の宇宙旅行は今後に持ち越された形だ。
それでも体力的に問題なく、広告塔としても広く愛されるキャラクターなのであれば、もしかしたら近い将来、仰天オファーが出される可能性は残される。人気スポーツ選手の宇宙旅行という、この上ない夢のある話は、ぜひ実現してもらいたい。
(文=鈴木雅久)
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