「なんと200人以上」アート淫行会長 大甘処分の裏に警察出身者の大量天下り!?
#事件 #グラドル
持つべきものは警察人脈、前会長はそう確信したことだろう。
引越業界の大手、アート引越しセンター(アートコーポレーション)の創業者、寺田寿男前会長が女性タレントとの関係をネタに脅されていた事件で、大阪府警は都内の芸能プロ代表らを逮捕した。
この事件が複雑なのは、その女性タレントというのがドイツ人17歳と女子高生16歳の未成年だったことだ。寺田前会長が芸能プロに若い女性の紹介を要求したとされ、週刊誌では「体を触ったりキスはしたが、相手が16歳だから中に入れていません」というような露骨なコメントをしたことが報じられた。
寺田氏は昨年、両タレントにそれぞれ7~800万円を支払って一度は和解したが、タレント権利を譲渡されたという別会社から19億円の損害賠償請求訴訟を起こされ、逃げ込むように自ら恐喝で刑事告訴した。
破廉恥な事態が公になり、寺田前会長は会長を退任したが、淫行の件は「社会的制裁は受けた」と書類送検で済んでいる。これについて、ある弁護士は「あまりに甘い処分」とする。
「金銭を渡している以上、刑法では児童買春にあたりますが、民事訴訟の方の過程で過去にも若い女性を紹介されていたことなどが分かっていて、常習性もうかがえます。警察は本来、これを見逃さず過去の余罪も調べる必要があるはずで、身柄を抑えないのは腑に落ちません」
だが、これについては当のアートコーポレーション関係者が内幕を明かす。
「うちの会社には200人以上の警察出身者がいますからね。ハッキリ言えば、日本でも最大級の警察官僚の天下り先なんです。パチンコ業界と並んで、これを積極的に追及しようなんていう警察幹部はいませんよ。天下りした人間の中には非常勤もいて、自宅にいるだけで公務員を退職した時と変わらない報酬を得ている者もいます」
寺田前会長に厳しい処分をすることは、後で得られる甘い汁を放棄してしまうことになる……というわけか。恐喝と淫行、犯罪者同士の対立でも警察との距離感が明暗を分けたというなら恐ろしい話だ。
アート引越センター 全員野球の経営 市場を拓き30年間成長しつづけた秘密
秘密は警察との蜜月?
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