シンガポール発のデザイン集団:phunk 初のソロ展示会が開催中!
以前、日刊サイゾーでも紹介した、シンガポールを代表するコンテンポラリーアート&デザイン・チーム :phunk(ファンク)の日本での初ソロ・エキジビション「WELCOME TO ELECTRICITY」が、DIESEL DENIM GALLERY AOYAMAで現在開催中です。
”ELECTRICITY”は2006年に発表されて以来、手法を変えて連作されてきた :phunkの代表作であり、彼らの尽きることのない旅への憧れを投影したメガロポリス(巨大都市)。彼らが実際に訪れた世界中の都市のディテールが、あらゆる多様性を圧し殺すことなく並存しています。
”ELECTRICITY”で歓迎されるのは、グローバリゼーション・スピリット。東洋・西洋の区別がないこの都市は”Love”を共通言語とし、若々しい創造力をエネルギー源としています。我々はそこに、すさまじい成長のただ中にあるシンガポールという都市国家のイメージを二重写しにするでしょう。しかし、この”ELECTRICITY”には誰もが参加できます。会期中、DIESEL DENIM GALLERY AOYAMAという場所が、:phunkの理想とする都市空間そのものになるのです。
● :phunk
Alvin Tan(アルヴィン・タン)、Melvin Chee (メルヴィン・チー)、Jackson Tan (ジャクソン・タン) 、William Chan (ウィリアム・チャン) の4人によるコンテンポラリーアート&デザイン・チーム。中国の伝統工芸や哲学、民俗、香港のパルプフィクション、日本の漫画やオタク文化、西洋のポップカルチャーやアート・デザインなど、多様な文化の影響受けている。彼らはシンガポールという場所が生んだ文化的多元主義の申し子であり、その作品は、いまや世界中で増殖し続けている。「シンガポール・グラフィック・シーンのチャンピオン」(Creative Review誌/イギリス)、「アジア発の超ホットなクリエイティブ・チーム」(Computer Arts誌/イギリス)、「世界で最も先を行くデザイン・チームの一つ」(Asia Tatler誌/香港)、「アジアン・クリエイターが作るニューウェーブのアイコン的存在」(Get it Louder誌/中国)などと評される。
<www.phunkstudio.com/>
●「WELCOME TO ELECTRICITY」
日時:7月23日~10月11日
場所:DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA2F
住所:東京都港区南青山6-3-3
TEL:03-6418-5323
開館時間:13:00~20:00
休館日:不定休
<http://www.diesel.co.jp/denimgallery/index.html>
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