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【WC2010】現地レポ 値下がり激しいW杯グッズ 気になるヴヴゼラの行方は?

photo09.jpgW杯閉幕を機に一気に値下がりする関連グッズ。
売る方も、買う方も必死だ。

 W杯決勝終了後、帰国前にショッピングモールや空港内のショップを覘いてみると、どうやらW杯関連のグッズが軒並み、値崩れしている。

 Tシャツ、帽子、キーホルダーにボールペン。公式から非公式のものまで加えれば関連商品は多岐に渡るが、10%や20%は当たり前。ものによっては50%以上の値引きがされている。今大会の公式マスコット「ZAKUMI」のヌイグルミやマカラパ(国旗などで派手に装飾したヘルメット)もそれに漏れず。そして、これを待っていましたとばかりに大勢の観光客で店はこれまで以上の賑わいを見せている。

 通常、定価での販売が基本のスタジアム内のオフィシャルショップでさえ、決勝前には値引きを始めていたというから、土産品を求める人にとってはこの上ないチャンスだったのだろう。

 とくに今大会で話題になったヴヴゼラが人気。安いもの(シンプルでデザインのないもの)なら定価で20ランド(約240円)だから、いまなら1本100円も出せば手に入る。国旗やビーズザイクなどでアレンジされた洒落たタイプのものもあるが、それにしても100ランドから200ランド程度である。

 空港の手荷物検査では、何十本もヴヴゼラを持った帰国間際のサポーターで溢れかえっていた。いったいそんなに持って返ってどうするつもりなのか? 周りの友人たちに配るつもりなのか、それともオークションにでも出してひと儲けするつもりなのか?

 今後、各国のスタジアムでヴヴゼラが吹かれることを想像すると少し憂鬱になる。できれば部屋の片隅に旅の思い出として飾っておいてもらいたい。

 耳障りな「ヴォー、ヴォー」という低音のヴヴゼラの記憶は、いまとなってはいい土産話。だが、これを土産にしてヴヴゼラが世界中に広がってしようなら単なる”公害”に過ぎない。ヴヴゼラの行方が心配だ。

VUVUZELA ブブゼラ 南アフリカ民族楽器 緑

フェス用に、ちょっと欲しい。

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最終更新:2010/07/14 18:00
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