「河村隆一にも陰り、他のメンバーは……」LUNA SEA再始動の理由は、やっぱり金欠!?
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UNIVERSAL MUSIC K.K
1990年代にヒットを連発し、ビジュアル系バンドブームの一時代を築きながら、00年に活動を休止した人気バンドLUNA SEA。どうやら彼らに、大きな動きがありそうだ。
公式ホームページには”20th ANNIVERSARY”のロゴ。それをクリックすると、誰も座っていない革張りのソファの上に『LUNA SEA REBOOT』の文字が浮かぶ。REBOOTとは、”再始動”の意味だ。
「メンバーのみならず、彼らが活躍していた当時の事務所スタッフなど関係者が集結し、再始動に向けて慌ただしくなってきています。具体的な時期はまだ言えませんが、新曲のリリースも予定されていますし、東京ドームでのライブも決まっています」(レコード会社関係者)
LUNA SEAは今年5月、活動休止直前に行ったライブを記録した『真冬の野外』、98年の復活ライブを追った『真夏の野外』と、高い売り上げを残したDVD2作をまとめた『真冬の野外&真夏の野外』をリリース。都心部では、『LUNA SEA REBOOT』の文字が入った巨大なラッピングカーによるプロモーションも展開されており、ド派手な再始動に向けてプロジェクトが進行していることが伺える。
しかし、なぜ今、LUNA SEAなのか。ある音楽事務所関係者は、「再始動が成功するかは分かりません。金銭的に困ったメンバーが、LUNA SEAのネームバリューに再びすがろうとしているのが現実なのでは」と辛口だ。
「バンド活動休止以降、メンバーはそれぞれソロ活動に勤しんできました。しかし、一時期はアルバム300万枚を売り上げた河村隆一でさえ、すぐに人気が陰り、事務所の移籍を余儀なくされています」
同関係者は、「それ以外のメンバーに至っては、言わずもがな」と続ける。
「ドラムの真矢はバラエティー番組や主婦雑誌に登場するなど、仕事を選んでいられないほど、金銭的に困っているようです。ギターのSUGIZOはX JAPANに入って再起を図ったものの、プロジェクトが暗礁に乗り上げた状態。INORANはいくつかプロデュースを試みていますが、話題にすらなりません。活動休止に反対していたベースのJが、地道なソロプロジェクトでそれなりの成果を残しているのも皮肉な話です」
苦境に立っているのはメンバーのみならず、当時のスタッフも同じようだ。今回の復活を”関係者救済プロジェクト”と皮肉る声もあるという。
マスメディアにあえて情報を流さず、公式Twitterに「REBOOT」のつぶやきを残すなど、ファンをヤキモキさせているLUNA SEA。それだけに口コミの勢いは増しており、ファンクラブ『SLAVE』には、往年のファンからの問い合わせが殺到しているそうだ。
LUNA SEAは2010年代に新たな足跡を残すことができるのか、それとも一時的に注目を集めるだけに終わるのか、注目が集まる。
(文=石田和宏)
あったな~、こういう時代。
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