「ウンコ」「チンコ」も言いっ放し! ”適当男”高田純次×岡田圭右を直撃!!
#お笑い #DVD #ますだおかだ #高田純次 #岡田圭右
”元祖適当男”高田純次と、”平成の適当男”ますだおかだの岡田圭右が、今までありそうでなかった初タッグを結成! それが『タカダオカダ<適当ドライブ・熱海温泉編>』だ。もともとは関西テレビで放送された番組だったのだが、あまりにも下ネタが多すぎたため、どうせならと放映時にはできなかった下ネタフルスロットル状態でDVD化されてしまった! 今回は新コンビ”タカダオカダ”の適当トークをたっぷり楽しんでいただきます!
――DVD拝見させていただきました! DVDでは「チンコ」「ウンコ」とかも言いっ放しですし、熱海の秘宝館の映像もそのまんま収録されていますが、あらためてご覧になっていかがでしたか?
高田 下ネタがあまりにも多すぎて関係者に怒ったんですよ!「下ネタの場面は俺をカットしてくれ!」って。そしたら「高田さん、出番なくなりますよ?」って(笑)。
――ブリーフでの登場シーンからカットですね(笑)。
岡田 それをこうやってDVD化してくれるなんて素晴らしいことです。規制、規制の今の世の中ですが、古き良き時代のテレビ番組を思い出しますね。
高田 そのコメントが欲しかったんだよ!「サイゾー」としては(笑)。
――たしかに『スーパーJOCKEY』(日本テレビ系)や『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)のような、お色気と笑いが混じっているような番組はなくなってしまいましたよね。
岡田 ちょっと笑いもあって、お茶目なエッチがあるぐらいの番組がいいと思うんです。この匂いはもうテレビにはないですから。
高田 それにしても岡田君は素晴らしい! これまで共演したことはあっても絡んだことはなかったんだよ。「たいして面白くねぇなぁ」って思ってたんだけどね(笑)。
岡田 いやいやいや、コメント、もうちょっとオブラートに包んでちょうだい!(笑)
高田 でもね、彼はとにかく先、先を読むの。回転が早い! 何か言うとポーン! と返ってくるでしょ? 俺もちょっとウロコから目が落ちましたよ。
岡田 「目からウロコ」!(笑) 高田さんが先に突っ走るから軌道修正が大変なんですよ。
高田 軌道修正させるようなことをまた岡田君が言わせるんだよね。岡田君の手のひらの上で回ってるみたいですよ。それか岡田君のチンコの先で回ってる(笑)。
岡田 チンコの先で高田さん回すなんてイヤや!(笑) いや、ホントに楽しかったです。勉強させていただきました。高田純次ワールドを堪能しましたね。
高田 (真面目な顔で)今回、岡田君の事務所が大きいから僕も引き受けたんだけどね。
岡田 ちっちゃい、ちっちゃい!(笑)
――岡田さんは今回共演されて、高田さんの印象が何か変わりましたか?
岡田 僕らが観ていた『天才!たけしの元気が出るTV』(日本テレビ系)の頃からまったく変わってないどころか、一層パワーが増してるのに驚きました! この年齢なのにこのパワーは、(一際大きく)まぁ! スゴイですよ。
高田 よく「純ちゃん、変わってないねぇ」って言われるんだけどさ、それって進歩がないってことなのかな?
岡田 いやいや、完全なホメ言葉でしょ! 普通なら時代の流れに自分を合わせちゃうんですよ。でも、高田さんは自分に時代を合わせてしまう! これ、最高でしょ!
高田 僕は岡田君を見る目が変わりましたね。二度と組みたくないな、と(笑)。
岡田 コラ! やめなさい、ホントに(笑)。
――いわゆる岡田さんの”スベり芸”をほとんど出すヒマさえなかったですよね。
岡田 そうなんです! 高田さんが先にボケるからツッコむのに忙しくて、スベるヒマがないんですよ。いい感じの化学反応が起こりましたね。
――それでいて、高田さんはたまに奥の深い話を繰り出すんですよね。
岡田 そうそう!
高田 俺、いつも下ネタばかり言ってるように思われてるけどさ……言ってるんだよ(笑)。
岡田 それは分かってます!(笑) 下ネタの中に奥の深い話を隠す、それが高田純次流ですね。さっきの記者会見でもモットーを聞かれて「ただ生きる」と答えてましたからね。深い言葉ですね。それが一番大事なことですよ!
高田 お金をもらっても生きるけどね。
岡田 「タダ」ってお金のことじゃないですから!
――この企画はぜひシリーズ化してほしいですが、次に行きたいところはありますか?
高田 ドバイとかいいよね。
岡田 ドライブじゃ行けませんよ!(笑)
高田 じゃ、押上とか(笑)。ほら、スカイツリーができてるから。
岡田 またオープニングで「下半身がスカイツリー」とか言うんでしょ?(笑)
高田 上手いねぇ。6月、7月は北海道なんかがいいね。スタッフにも楽しんでもらわなきゃ。それぞれ好きなところに行ってね。
高田 バラバラか!(笑) 番組にならんわ!
――プレス資料を見ると、岡田さんは「平成の適当男」とあるのですが、今回の共演で高田さんの後を継ぐ自信がつきましたか?
岡田 いやいや、僕はぜんぜんそうは思わないんですけどね。
高田 あ、俺はそう思ったな。岡田君に比べると、俺が聖人君子に見えたから(笑)。
岡田 何で!? いやいや、そう言われるのは光栄ですけど、おこがましいですよ。高田さんの適当ぶりは本当に天才的ですからね。
――今、高田さんは若い男性から絶大な支持を集めてますからね!
高田 (ガッカリした顔で)男かぁ~~。(オカマのポーズで)コッチに変わろうかなぁ?
岡田 でも、女性にもモテるじゃないですか。
高田 もうバイアグラ100ミリ飲んでもダメ(笑)。人間ってうまく衰えていきますよ。
岡田 それにしたって、60歳になって若い男性の支持が集まるなんて、まぁ! ないですよ! メッセージ色の強いミュージシャンとか映画監督ならありえますけど、お笑いの世界では難しいですよ!
高田 メッセージなんてないからね!
岡田 メッセージは下ネタと適当さだけ!(笑) それで若い男性が「高田さんみたいになりたい」と思うんですから、やっぱりスゴイですよ! これからも、まぁ! 出てこないんとちゃいますか?
――60過ぎてパワーアップしてるなんて、矢沢永吉さんか高田純次さんぐらいですよね。
岡田 向こうはタオルを振り回してるけど、こっちはティッシュを振り回して(笑)。
高田 J・TAKADAってロゴ入れたいよね、ティッシュに(笑)。
――どんな話をしていても、下ネタにしますよね。スゴイとしか言いようがない。
高田 普通に話をしてると、「体調悪いんですか?」って言われるからね。
岡田 下ネタが出ないと体調悪いと思われるんですか!(笑)
高田 政治経済の話をするとジンマシンが出ちゃうからさ。松井秀喜の話をすると勃起するんだけどね(笑)。
岡田 まったく意味が分かりません!(笑)
高田 松井稼頭央の話をするとちょっと収まるんだよね(笑)。
――ホント、高田さんにはこの先も下ネタは言い続けてほしいですね。
高田 下ネタ言いながら、70ぐらいで死んじゃいたいね。「もうダメだ、ダメだ、あー、イッちゃう」って死んじゃうの(笑)。最後はバフッと粉吹いてね(笑)。
岡田 最後は空砲でね(笑)。
高田 その横に赤玉がコロリと(笑)。
(取材・文=大山くまお/撮影=早船ケン)
●高田純次(たかだ・じゅんじ)
1947年1月21日、東京都生まれ。77年に「劇団東京乾電池」を結成、以後、役者、タレントとして数々の番組に出演。
●岡田圭右(おかだ・けいすけ)
1968年11月17日、大阪府生まれ。漫才コンビ・ますだおかだのツッコミ担当。『クイズ!ヘキサゴン2』(フジテレビ)などに出演中。
タカダオカダ <適当ドライブ・熱海温泉編>
高田純次と岡田圭右(ますだおかだ)がコラボユニット”タカダオカダ”を結成! 東京タワー発熱海行きの”適当”ドライブ、その先に待つのは一体……!?
販売/ポニーキャニオン 出演/高田純次、岡田圭右、蒼井そら 価格/3990円(税込)
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