「視聴率のためなら倫理も価値観もない」TBS『サンモニ』江川紹子氏騒動の裏側
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オウム真理教事件の取材などで名を馳せたジャーナリストの江川紹子氏が、コメンテーターを務める情報番組『サンデーモーニング』(TBS)に「次回20日放送から出演できなくなった」とツイッターで暴露し、大騒動となった。
発端は先月23日の同番組でのやりとり。「喝!」でおなじみの「週刊御意見番」のコーナーで大物野球評論家の張本勲氏が、試合を途中降板した楽天の岩隈久志投手に「喝! 無責任だ!」とダメ出ししたことに、江川氏が「エーッ!」と難色を示す声を上げた。
これに張本氏が「素人が口出すんじゃない!」と激高。その1週間後、江川氏はTBSから張本氏の怒りが収まるまで休養を勧められたというのだ。
同氏は自身のツイッターで「張本氏の要求は『江川と同席したくない』ではなく、『江川を出すな』というもの。20日に私を出演させれば、それ以外の日も張本氏は出ないと主張されたそうです」とことの経緯を暴露。TBSに対しても「サンデーモーニングはTBS報道局の番組です。話し合いの中で、私は『TBS報道局にとって、何が大切な価値観か、よく考えて欲しい』と述べてきました。その結果が、これです。非常に落胆しています」と投げ掛けた。
テレビ関係者は「江川さんがひと月に1度のペースで出演するサブレギュラーなのに対し、張本氏は毎週出演するレギュラー。しかも張本氏の担当する『週刊御意見番』のコーナーは人気があり、番組の瞬間最高視聴率を取ることが多い。視聴率低迷にあえぐTBSだけに、張本氏に降りられては番組が成立せず、打ち切りということにもなりかねない。もっと言えば同番組の司会者でTBSの”功労者”である関口宏さんの顔を潰すことになる。それだけに張本氏の要求を飲むしかなかった」と解説する。
同局の情報局長は元『サンデーモーニング』のプロデューサーであるX氏で、関口とは昵懇の仲で知られる。スポーツ紙のテレビ担当記者は「江川さんに休養を持ち掛けたのは、関口さんを守るための処置でしょう。かつては”報道のTBS”と言われた時代もありましたが、もはや目先の視聴率のことしか考えていませんよ」と吐き捨てる。
本当に”喝”を入れなければいけないのは、TBSの上層部のようだ。
復活の日は来ないのか。
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