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「AKB48には負けられない」

姉貴分SDN48も”総選挙”開催 メジャーデビューできるのは誰だ!?

SDNOHP000.jpg「SDN48」HPより

 エースに君臨し続けた”女帝”前田敦子が2位に陥落し、大島優子がトップ当選する逆転劇で、世間の耳目をさらったAKB48選抜総選挙。一方、その姉貴分で”18禁”のアダルト公演を行っているSDN48もメジャーデビューを前に選抜メンバーを決定する総選挙を行っている。

 昨年8月に公演デビューし、春からAKB48だった大堀恵、野呂佳代、浦野一美、佐藤由加理、小原春香が完全移籍し、さらに2期生16人が加入して、37人となったSDN48は6月から初のレギュラー番組『すっぽんの女たち』(テレビ朝日系)がスタート。この番組と連動して番組ケータイサイトからできる人気投票、メンバー37人が個別に開始したGREEブログの各閲覧数、ケータイ待ち受け画像のダウンロード数をメンバーたちが競いあっている。その中間発表が行われ、現時点での”SDN48総合ランキング”が発表された。その順位は以下の通りとなった。

sdn_ranks.jpgクリックすると拡大表示します

 AKB48メンバーが上位を占める順当なランキングとなったわけだが、3部門の合計から選ばれた今回の結果を受けて、SDN48公演にも足繁く通う、AKB48劇場通い4年7ヶ月の”古参ヲタA氏”は次のように分析する。

「シングル『ポニーテールとシュシュ』(キングレコード)通常盤CDに封入された投票券を買えば買うだけ投票でき、『”実弾”が飛び交った』と週刊誌に書かれたほど、現ナマがモノを言ったAKB48総選挙と異なり、SDN48の今回の投票は金は一切かかりません。人気投票は、1台の携帯電話から1日1回投票が可能で、SDN48に興味がない友人などに投票を依頼しているヲタもいます。そんな水増し可能な人気投票で、15位に三ツ井裕美が入ってるのがうれしいですね。ダンススキルが高くAKB48の振り付けも手伝うほどの彼女ですが、劇場での人気のバロメーターの一つである自己紹介MCの際のヲタからの声援は正直、彼女が一番少ない。でも、この順位ということは、小数のヲタが毎日マメに投票し、時に友人に頭を下げて投票した姿が浮かんできます。2期生のKONANが高いのも、『おねがい!~』『おねだり!!~』『ちょいとマスカット!』(テレビ東京系)に出続けている彼女だけにコアなファンが票を投じたものだと思われます」

 また、待ち受けダウンロードでは、『キャバクラのようだ』と評されている公式サイトのプロフィール写真の出来、不出来が大きく順位に関与しているという。前出のヲタは次のように続ける。

「1位の穐田和恵は、大阪にいた頃に『GIZA studio newcomer audition 2003』でグランプリを獲得し、ビーイング系アーティストとしてデビューする可能性もあっただけあって、ヴィジュアルと歌は抜群で写真写りもバッチリ。しかも、大阪人だけあって気さくな性格で、彼女がよく使う関西弁の『ほんまにぃ~?』がAKB48の篠田麻里子にもマネされていることで知られています。ブログ閲覧数は大堀恵、野呂佳代がツートップ。この2人は元々GREEでブログを書いていたので、アドバンテージがありましたね。SDN48では、公演のポジション的には、元百貨店販売員でSDNと平行して演劇の学校にも通う加藤雅美がセンターになることが多かったのですが、”夜の帝王”こと大堀が1位を獲得。『今回だけは、頂点に立ちたいです! 頂点目指したい』とブログで告白した大堀が中間発表では、悲願を果たしました。でも、最終的な順位は、AKB48出身メンバーが上位に来て、順当すぎますね。SDN48の面白いところは、今までまったく違う人生を歩んできたメンバーがそれぞれの夢を持ってステージに立っている点。その中でも、秋元康総合プロデューサーから”日本のスーザン・ボイル”と称えられる圧倒的な歌唱力を持つ西国原礼子、慶応大学出身の元秘書でバイリンガルの近藤さや香、中国・瀋陽出身のチェン・チューのキャラが立った3人が選抜から漏れているのが残念でなりません」

 胸の谷間もあらわな衣装や、「セックスをしたくなるの」という刺激的な歌詞、束の間だがステージに降り、着けていたガーターを投げる、そして珠玉の名バラードなどAKB48の公演とは異なるステージの演出の限界に挑むSDN48。今回は、人気投票となってしまったために、キャリアや容姿の良さが優先され、SDN48ならではの強烈な個性やバックボーンを持つメンバーが排除された傾向が総選挙の中間発表結果から浮き彫りになった。見果てぬ夢を追い掛ける女たちが集まり、アグレッシブなダンスに身を捧げるニューヨークの実在のクラブを描いた映画にちなみに”日本の『コヨーテ・アグリー』”を標榜する彼女たちだけに、表層的な人気だけでは推し量れない人間的な魅力を加味して最終的なメジャーデビューメンバーを決定してほしいものだ。携帯電話さえあれば誰でも投票できる企画だけに、最終発表までに順位がどう変動していくのか注目だ。
(文=本城零次<http://ameblo.jp/iiwake-lazy/>)

最下層アイドル~あきらめなければ明日はある!~

その「明日」に、いま、立っている。

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最終更新:2018/12/11 13:40
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