「男優にリードされて重なり合った……」 元女子プロ 風間ルミが、体を張った新境地

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（撮影／有高唯之）

　マジである。元人気女子プロレスラーの風間ルミが、SOD作品に出演するとの噂。 往年のファンにとっては、うれしいような、ちょっと衝撃のような話だが、いったいなぜ……？

「ソフト・オン・デマンドさんからオファーがあったからですね。お声がかかるうちに、やっておこうかなぁと。即答に近かったです。どうせやるなら、女優として体当たりしたかったので」

　シンプルな理由と、元アスリートならではの潔い決断だ。でも本当に、迷いはなかったの？

「実は、決めてから、すごく考えました。プロレスを辞めてダメになったから、こういう世界に行ったと勘違いされるんじゃないか。ファンや選手から、プロレスの名を汚したと勘違いされるんじゃないか、とか。あと、元レスラーという看板の重さや、世間の偏見や固定観念についても。でも、突きつめていくとそれは、小さなこと。（セックスは）日常的に誰もがしていることだし、それを演じるのは私の表現のひとつ。さらに進化するための通過点にすぎないので、みなさんに受け止めていただきたい」

　賛否両論の”否”も、覚悟のうえだ。「いつでも進化する風間ルミでいたい」という言葉からは、表現することに、挑み続ける彼女の生きざまを感じる。今年3月の撮影日までに7kgのダイエットに成功した努力からは、プロフェッショナルさも垣間見られる。痩せてもFカップのゴージャスバストを落とさないために、独自のマッサージ法も編み出したという。そして、初の濡れ場撮影は……。

「緊張しました〜っ！ 男優さんが慣れてらっしゃる方だったので、リードされながら、重なり合いました。撮影中に考えていたのは、みんなはどんな風間ルミを見たいんだろうということです」

　全撮影が終了すると、プレッシャー、感動、緊張から解き放たれて、とめどなく涙があふれ出てきたという。風間ルミ、解脱の瞬間である。

「おかずにしてください」と微笑する”狂った果実”は、まもなく完熟期を迎える。
（構成＝伊藤雅奈子）

かざま・るみ
東京都生まれ。元女子プロレスラー。86年にジャパン女子プロレス（現在は解散）でデビュー。92年には、業界初の社長兼レスラーとしてLLPWを旗揚げ。03年の引退後はタレント活動をしながら、今年1月、東京・神楽坂に豚菜キッチンをオープン。現在は、女優&飲食店オーナーとして奮闘中。

『狂った果熟』
　人妻・晴美は、平凡な日常に退屈をしていた。夫との性生活はすでになく、欲求不満の日々。だが、ある出来事をきっかけに少しずつ変わっていく……。美人プロレスラーとして人気を博した風間ルミが、シャワーシーンやオナニー、濃厚なカラミなどで熟れた肉体を披露。往年のファンならずとも、下半身が充血すること間違いなしの一作だ！
発売／SODクリエイト 価格／4179円 発売日／7月8日

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