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本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」Vol.64

たけしも呆れる”プッツン玉置”の放言とオスカーが音事協に加盟しない深い理由

tamakikoji0531.jpg『今日というこの日を生きていこう』
ソニー・ミュージックレコーズ

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 先週、カンヌ国際映画祭から帰国したビートたけしに約1カ月ぶりに取材で会った。元カノである石原真理もびっくりの「安全地帯」の玉置浩二の”プッツン発言”に、たけしも「玉置って『田園』とか良い曲を作るんだけどな。人格は別もんなのかね」と呆れていた。

 玉置が”同棲中”の元C.C.ガールズの青田典子を同伴して、香港へ出発する直前の23日、成田空港で記者団を前に語った内容を聞いて、筆者も正直呆れたものだ。

 51歳にもなる分別ある男が「(青田と)セックスしてます」と言ったり、「(青田は)事務所を辞めた」と事務所と青田の関係を混乱させるような話を公然とした。しかも、さすがに報道はされなかったが、青田の所属事務所「オスカープロモーション」の古賀誠一社長を「爺さん」呼ばわりして、「事務所は(青田のために)何もやってくれなかった」と事務所批判したのだ。


 青田は古賀社長が仕掛けたセクシーアイドルグループ「C.C.ガールズ」のメンバーとしてブレークした。グループ卒業後も、”バブル青田”として活躍できたのも、本人のキャラクターに加えて、オスカーの力があればこそ。古賀社長が青田の”芸能界の育ての親”と言っても過言ではない。

 オスカーは今でこそ、約6,000人のタレントやモデル、その予備軍を要する大手芸能プロだが、筆者は駆け出しの週刊誌記者時代から、オスカーの成長ぶりをこの目で見てきているだけに、ここまで上り詰めるには並大抵の苦労ではなかったことを熟知している。

 80年代中期より後藤久美子の出現と「国民的美少女コンテスト」がキッカケで急成長したわけが、それまではアイドルグループを作っても、モデルプロの芸能界進出を許さない姑息な芸能関係者の横槍にことごとく泣かされてきた。いまだにオスカーが、主要な芸能プロが加盟する業界団体・日本音楽事業者協会(音事協)に加盟しない理由は、同協会を牛耳る勢力の圧力に屈してこなかったという自負があるからだ。

 その古賀社長を玉置は”爺さん”呼ばわり。身の程知らずとは玉置のことだ。その背景には玉置のバックに芸能界の実力者と言われるA氏がつき、調子づいたという情報が流れている。だが、A氏に近い芸能関係者に確認したところ「全く、玉置とは関係ない」と全面否定した。

「Aさんは玉置の発言で、迷惑してますよ。今の芸能界の力のバランスを考えれば、青田を引き抜いて、オスカーと揉めても誰も得しませんよ。玉置はAさんも敵に回したようなもんですよ」と言う。玉置も香港に行ってから、自分の犯した過ちを知り、帰国時は出国時の勢いはなかった。

 玉置の”プッツン発言”が話題になったせいか、心配された安全地帯の復活アルバムの売れ行きはまぁまぁだったことで、レコード関係者はひとまず、安心しているが、関係者は一様に玉置にコントロールされている青田の今後を心配している。玉置、51歳にもなったんだから、愛する彼女のことを第一に考える分別だけは持ってほしい。

 さて、カンヌで『アウトレイジ』が無冠に終わったたけし、審査方法に苦言を呈しながらも「手ごたえはあった」とご機嫌。日本では6月12日に公開されるが前評判は上々。『座頭市』を越える興行収入に期待したい。
(文=本多圭)

今日というこの日を生きていこう

生きていこう。

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最終更新:2022/11/25 17:54
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