竹達彩奈&巽悠衣子との握手を求めて日曜の昼下がりにファンが殺到!
#アニメ #声優 #KISS×SIS
Blu-rayディスク第1巻の豪華封入特典にパンツ型クリーナー(……それってパンツなのでは……<http://www.starchild.co.jp/special/kiss_sis/news.html>)が付くくらい、ちょっとHなラブコメディとして、アニメ『Kiss×sis』(AT-X)が話題になっている。
原作は「月刊ヤングマガジン」(講談社) に連載中のコミックス(著・ぢたま某/講談社刊)。2008年12月発売のコミックス第3巻から今年6月4日発売予定の第6巻までの同梱OAD用にアニメ化され、今年4月からはテレビシリーズの放映も始まった。
主人公の中学三年生「住之江圭太」を、血の繋がらない双子の姉が競うように誘惑するというストーリー。その双子の姉「あこ」役の竹達彩奈と「りこ」役の巽悠衣子によるトークイベントが、4月25日に講談社本館の6階講堂にて行われた。
トークイベントと言いつつ、メインイベントは握手会。この日は『Kiss×sis』のOAD版主題歌「ふたりの ハニーボーイ」とテレビ版OP「バランスKISS」のマキシシングルCD購入者限定だったが、延べ1000人が来場。当日の物販コーナーでCDを買い足せるとあり、2回、3回(来場者が多かったためこの日は3回まわし)と参加する猛者もいた。握手だけで数十分かかるとなれば、そちらに重きが割かれるのも当然といったところだろうか。
古い建造物である講談社本館の講堂に椅子が並べられると、まるで卒業式を迎えた学校のような佇まい。ただし壇上に立っているのは校長先生でも総代の生徒でもなくヒロインのあこりこであり、卒業証書を受け取る代わりにギュギュッと握手できちゃう、というわけである。
挨拶に登場した竹達はかなりのハイテンション。「ちゃんとハンドクリームを塗りましたので、ツルツルしています」と言った巽に対抗意識を剥き出しにして「わたしだって手塗ったもん!」と叫ぶやいなや、アニメ本編やEDを思い起こさせるくんずほぐれつ状態に……。
アフレコの感想を聞かれた竹達は、挨拶時の騒ぎを受けて「私と悠衣子が喋るとそうとう騒がしい。テレビ版はキャラが多いので、ワイワイキャイキャイが倍になった感じです」と、現場の様子を伝えた。
さらに巽は「彩奈はりこと圭太がいちゃいちゃしているシーンのとき、振り向くとすっごいニヤニヤしているんですよ」と竹達の仕事ぶりを暴露。ここでまた言い合いに……。
お話の内容が内容だけに、女性声優さんにとって大丈夫なんだろうかというのが気になるところだが、やはり常に平静でいられるわけではないらしく、巽の口からは「過激なシーンがないときは普通にできるんですけど、過激なシーンがあるときは頭が真っ白になります。アフレコが終わった後も何をやっていたかわからない。(劇中で)圭ちゃんとちゅっちゅしているんだけど、そのときのことは覚えてない」と、正直な感想を聞くことができた。
そんなこんなでトークイベントが終わると、「みなさんの顔を焼き付けて帰りたい」と意気込むふたりは壇上でひたすら握手。閉場して数分後、再び姿をあらわした竹達彩奈&巽悠衣子と報道陣の間で一問一答となった。
◆イベント終了後のインタビュー
──イベントの感想はいかがですか?
巽 握手付きイベントが初めてで、参加するほうにもなったことがなくて。みなさんのパワーに圧倒されたというか。すごい遠いところから、北海道や長崎から来てくださった方がいっぱいいらっしゃって。これだけのために来てくださっている気持ちがすごくうれしいなと思いました。それとこういう握手付きイベントは一人ひとりと顔を見てお話できる貴重な機会なので、こういう機会を持てたことがうれしくて、とても幸せです。
竹達 私も握手付きイベントには参加したこともなかったし、される側、される側というのはおかしいんですけど、する側になったこともなかったので、最初は私なんかでいいんだろうかという気持ちもあったり。はじめて『Kiss×sis』のファンの方とちゃんと対面したので、最初は何を言ったらいいんだろうとか、すごい緊張したんですけど、みんなの愛が直接ひしひしと伝わってくるというか、そういう気持ちをいただいて、私もすごいうれしい気持ちになって。みなさん、私や(巽)悠衣子に「パワーをいただけました」って言ってくださるんですけど、私たちが与えるよりも、逆にパワーをいただいたような気持ちになってやらせていただきました。
──アニメの見どころは?
竹達 見どころは、やっぱり『Kiss×sis』という名前だけあって、あこりこと圭ちゃんがちゅっちゅしているところは見逃していただきたくないなというのと、ちょっぴりギリギリな作品なんですけど、そういうシーンだけじゃなくて、ちょっと笑ってしまったりとか、心がぽわっと温かくなるシーンもあるので、エッチいだけじゃないんだよっていう(巽・笑)。直接的(笑)? ちゃんと心がぽわっと温かくなるシーンもあるので、ぜひそういうところも見逃さず、チェックしていただけたらうれしいです。
巽 いまちょうど3話が放送されたところなんですけど、これからほかのキャラクターたちが、あこりこ以上に活躍することになります。その度に過激なシーンとかがあるわけなんですけど、あこりことしては、本当に圭太が大好きなんだよっていう一途な気持ちとか健気なところがどんどん見えてくると思うので、そういうところにも注目して『Kiss×sis』を楽しんでいただきたいなって思います。
──あこりこでデビューした感想と各曲の聴きどころを教えてください。
竹達 あこりこはアップテンポな曲が多いんですけど、やっぱり(巽を見ながら)双子だからね、設定的には。
巽 設定的には(笑)。
竹達 設定的には双子なので。お互い、息をあわせて唄うというところに気を付けていたんですけど。聴きどころは全部なんですよね……でも、歌詞が、あことりこの圭ちゃんへの思いがすごく詰まった詞なので、自分が圭ちゃんになったつもりで聴いていただけたらうれしいです。
巽 二枚同時発売なんですけど、「ふたりの? ハニーボーイ」のほうは一年以上前にレコーディングした曲で、それがそのまま今回CDになったということで、本当に一年の時を経てということですごく感無量で、とてもうれしいです。「バランスKISS」は歌詞も音楽のノリもアニメの延長線上にあるような曲になっていますので、そのアニメを楽しむのと同じように、曲のほうもリピートして何度も何度も聴いていただけたら、さらに『Kiss×sis』ワールドに溶け込めるんじゃないかなと思いますので。ぜひぜひ、いっぱい聴いてほしいです。
──今後やってみたいことは。
巽 これからも歌を歌わせていてだけるみたいな話もあるので、ぜひぜひライブなんか。
竹達 ふたりでライブイベント?
巽 そうそう、ちょっと不安だけど。だいぶ不安だけど。ライブイベントみたいなのができたらいいなと思います。
竹達 いろいろな歌を歌わせていただけたら、いいなと思います。
──ファンの方へのメッセージをお願いします。
巽 何回も来てくださった方、遠いところから来てくださった方、来られなかった方もいらっしゃると思うんですけど、本当にみなさんの思いがひしひしと、直接伝わってきたので、本当にありがとうございます、って気持ちでいっぱいです。『Kiss×sis』はまだこれからもいろいろな展開をしてつづいていきますので、アニメもラジオもCDも、全部あわせてチェックしていただけたらなと思います。これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
竹達 遠路はるばる来てくださった方、用事があったけど来てくださった方、本当に忙しいなかありがとうございます。こういった機会はなかなかなくて、ファンの方の言葉を直接いただくことでパワーになりますので、ぜひぜひまた何かイベントなどがあれば、顔を見せていただければと思います。今回来られなかった方も、これからまた、ありますよね?(と、広報担当者を見る)
広報 やりますかね。
竹達 やりましょう。あると思いますので、そういった機会を狙ってぜひぜひ来ていただけたらいいと思います。みなさんの声はちゃんと私たちに届いております。ということで、これからもいろいろとメディア展開があると思いますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします。
5月26日にはあこりこミニアルバム「あなたにkiss」(あこりこキャラソン新曲5曲収録)が発売される。パンツ風クリーナーを含む豪華4大特典付きBlu-rayディスクは6月23日発売。夏まであこりこ熱が続きそうな気配である。
(取材・文=後藤勝)
5月26日発売
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