沢尻エリカ離婚へ スターダスト細野社長を激怒させた高城剛にバッシング殺到中
#エイベックス #沢尻エリカ #本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」 #本多圭 #高城剛
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
高城剛との離婚が決定的になった沢尻エリカ。沢尻が一方的に離婚を希望しているのは、芸能界復帰のために、前所属事務スターダストプロモーションの社長である細野義朗氏の怒りを沈めるための”みそぎ”と言えるだろう。
沢尻と高城氏の2人は、これまで業界のルールを無視して、細野社長に大恥をかかせてきた。2007年10月に沢尻は映画の舞台挨拶で「別に……」と言う傲慢不遜な態度を取ったことで、大バッシングを受けた。しかし、このとき細野社長は沢尻を謹慎させるつもりはなく、不遜な発言で崩れてしまった”清純派イメージ”からの脱却を期すいい機会だと割り切り、次回作選びの準備に取り掛かっていた。筆者は細野社長から、そのことを直接耳にしている。
ところが、沢尻は高城氏と翌年1月に事務所に無断でイギリスに留学。スターダストは、体裁を繕って、沢尻の1年間女優休業を発表した。だが、休業終了を見計らって、沢尻の復帰作をスタンバイしているときに、2人は事務所に事後報告で一部マスコミに結婚を発表、事務所抜きの結婚式を挙げた。さらに、事務所を通さず、人気ファッションブランドと広告契約。その後、奄美大島の皆既日食の鑑賞イベントのために日本に帰国。マスコミとのトラブルを起こした。
そんな”お騒がせ女”沢尻をスターダストは昨年9月に”重大な契約違反があった”と契約解除。その前後に、沢尻の薬物疑惑が一部メディアで報道され、スターダストが所属タレントの薬物検査をすると発表したことで、沢尻の薬物疑惑の信憑性は増した。
沢尻に対するスターダストの厳しい姿勢からも、細野社長の怒りは頂点に達していたことが理解できる。だが、細野社長の本当の怒りの矛先は、沢尻ではなく、高城氏に向けられていたようだ。一連の問題は、沢尻が高城氏に引っ張られる形で起こしていた部分が大きかったと取れる。細野社長からしてみれば、手塩にかけて育てた沢尻を、高城氏が傷物にして、かっさらっていってしまったという印象なのだろう。
ここに来て、沢尻のエイベックスへの移籍が事実上決まった。歌手として、エイベックスから再デビューするようだ。その裏では、芸能界のある大物が動いていたとささやかれている。沢尻のような”問題物件”を他の事務所が引き受けるには、それなりの調整が必要だ。スターダストとエイベックスという大手芸能プロ同士であれば、なおさらである。当然、細野社長の了承も必要となるが、その際の条件に、沢尻の音楽出版権にスターダストが絡む云々といったビジネス的な面とは別に、「高城氏との関係を断ち切る」というものがあったのだろう。そのくらい、細野社長は今も沢尻のことをかわいがる気持ちがあるし(ただし、筋としてスターダストに戻すわけにはいかなかった)、高城氏に対する怒りは大きいのだ。
沢尻としても、自らの芸能界復帰の障害になるのならば、高城氏と別れることもいとわなかった。そもそも、高城氏は経済力も乏しく、最近は沢尻のヒモ状態だったと揶揄する向きもある。恋愛感情も冷めていた折だったはずだ。高城氏は、すんなり離婚に応じない態度を見せているが、今後は前述した芸能界の実力者の意向も受けて、大手芸能マスコミは、高城氏を悪役に仕立てて、離婚せざるをえない状況に追い込んでいくだろう。ついこの間まで沢尻バッシングに興じていたマスコミの手のひら返しの速さには、今回も驚かされるばかりだ。
(文=本多圭)
まるでピエロ。
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