彼女が地方活性化に興味を持ったわけとは!?
最注目女優・満島ひかりが熱弁!「『しょうがない』はかっこいい!」
2010/04/19 08:00
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(撮影/有高唯之)
(撮影/有高唯之)
昨年、数々の新人賞を総なめにし、映画ファンからの評価もうなぎ上りの満島ひかりちゃん。今度の映画は、オフビート感あふれるしじみ工場の物語だとか。
主演作『愛のむきだし』での熱演が評価され、09年の映画賞で幾多の新人賞を獲得した大注目の女優・満島ひかりちゃん。同作では、パンツ丸出しの格闘シーンなど、体当たりの演技で見る者を釘づけにした。
そんな彼女の最新主演作が、5月に公開される映画『川の底からこんにちは』。演じるのは、恋も仕事も妥協まみれの人生を送るOL・佐和子。『愛のむきだし』とは一転、オフビートな役どころだ。
「佐和子は『しょうがない』が口癖で、自分を『中の下』と位置づける、妥協した人生を送る女の子です。実際の私は、『自分は天才だ!』と思うときがある一方で、『世界一のクズだ』と落ち込むときもあって……。佐和子みたいに、身の丈にあった自己認識ができる人って、むしろカッコイイんじゃないかと、憧れを抱きつつ演じてました」
物語は終盤になって急展開を迎える。父の危篤によって倒産寸前の”しじみ工場”を継ぐことになり、そこから一念発起の逆転劇が始まるのだ。
「彼氏を寝取られ、従業員にいじめられて、大変なんですよ。でも、ダメな自分も最悪な状況も、『しょうがない』と引き受けちゃう。この諦観が強い決断=開き直りにつながるわけです。私も見習って成長中。『明日からがんばろう』と”ゆるい決断”をしちゃうこともしばしばですが(笑)」
最終更新:2010/04/19 08:00
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