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現場は唖然……スポーツ紙大手「日刊スポーツ」が年収20%カットを労組に提示

Nikkan_Sports.jpg崩壊間近の日刊スポーツ本社

 「日刊スポーツ」に、不況の波が押し寄せている。会社側が労働組合に対し、年収20%ダウンの提示をしているという。スポーツ紙の雄として君臨してきた同紙も、いよいよ切羽詰ってきたようだ。

「まさか、そこまで大雑把なカット提示が出てくるとは思わなかったので、現場は唖然としていますよ。ウチの場合、デスククラスで年収1,000万くらいですが、それが800万になるわけですから、家のローンや教育ローンを抱えている人間には、たまったもんじゃない」(同紙記者)

 また、同紙の窮状を物語るように、この4月には異変人事がまかり通ったという。

「編集局の局次長までやった人間を、一般記者として芸能担当に異動させたんです。また芸能担当の部長だった人間もいきなり現場記者になっている。降板や異動は今までもなかったわけではありませんが、ここまで無茶なやり方は、もう『会社を辞めろ』というシグナルとしか思えないですね」(日刊スポーツ関係者)

 こうした人事や年収20%カット提示は、日刊スポーツの置かれた立場を如実に物語っている。これに対し組合側は「交渉のテーブルにも着いていない。なし崩し的に、なかったことにしようと思っているようですね」(若手記者)という。

 生き残りをかけた新聞業界の消耗戦は、今後さらに苛烈を極めそうだ。

崩壊する新聞―新聞狂時代の終わり

ガッタガタ。

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最終更新:2010/04/09 08:00
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