「オレで商売するな!」矢沢永吉”ものまね裁判”ロックスターのブチ切れポイント
#矢沢永吉
ロック歌手・矢沢永吉のものまねタレントとして知られる石山琉大が、矢沢にホームページ上で「(石山に)名前を無断で利用された」と記されたことで名誉を傷つけられたとして、矢沢側に3,000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、東京地裁で行われた。
斉木敏文裁判長は石山の訴えを棄却。これで矢沢側の全面勝訴がほぼ確実なものとなった。石山がホームページ上に「矢沢永吉が唯一認めたものまねタレント」と書き込んだことについて、矢沢側が「全くの事実無根」と否定したことが、石山の社会的評価の低下につながるかどうかが争点となっていたが、斉木裁判長は「一般視聴者は、ものまねタレントが本人の承諾を得ているかどうかではなく、芸が本人に似ているか、いかに面白いかを評価している。本人が『唯一認めた』か否かでは左右されない」と述べた。ごもっともな意見だ。
一方で、今回の裁判は豪快なエピソードの多い永ちゃんにしては、少々スケールが小さいような気も……。これについて矢沢と親交のある音楽関係者が、永ちゃんの”ブチ切れポイント”について明かす。
「彼は人に”踊らされる”ことが大嫌い。自分の名前を使って、第三者が金儲けしているのを我慢できないんですよ。その昔、ある飲食店に永ちゃんがやって来て、店の従業員から『このお皿にサインしてください』と頼まれた時も、気さくにサインに応じつつも『この皿、絶対に店に飾るなよ! 俺の名前で商売するなよ!』と何度もクギを刺していた。そう考えると、今回の”ものまね裁判”は彼が一番嫌うことだったと思うよ」
昨年大みそかの『紅白歌合戦』でサプライズゲストとして矢沢の出演が決まった時も、「NHKは絶対に情報が漏れないようにやたら神経を尖らせていた。どうやら、矢沢側から『紅白の視聴率を上げるために意図的に情報を流したら、出演は辞退する』と強く言われていたようだ。視聴率稼ぎのエサに自分の名前を使われることも嫌がった」(音楽関係者)という。
昨年から一部で伝説のロックバンド「キャロル」の再結成が浮上しているが、前出の矢沢と親交のある関係者は「100%ない」と断言する。ジョニー大倉との過去の”確執”も原因の1つというが、それ以上に今は「キャロルの再結成話をマスコミに意図的に流している大倉とその関係者に激怒しているよ。矢沢の中では”キャロル=自分”。再結成のウワサを流している大倉が自分の名前を使って売名行為をしているように見えるんじゃないかな」と推測する。
これらのエピソードも「ドケチ」ではなく「ストイック」に聞こえてくるのは、やはりYAZAWA、本物のロックスターの成せる業だろうか。
(「サイゾー裏チャンネル」より)
スタアですから。
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