“あらびき芸人”安穂野香が秋元康化している!?　本人を緊急直撃！

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　2月24日深夜に放送された『あらびき団』（TBS）。

　番組を初期から支える人気あらびき芸人で、”セーラー服おじさん”として親しまれる、シンガーソングライターの安穂野香。通算16回目の出演となるこの日、「新たな顔をお見せします」という前フリのあと、ネタが始まった。「春詩音（はるしおん）」という若い女性と2人で出演し、安穂野香本人はピアノ伴奏を担当、歌うのは春詩音というスタイルで、VTRは終了。「新たな顔」というのは、こういうことだったのか。

　VTR明けに、今回歌を担当した春詩音から、こんなメッセージが。

「昨年からウェブテレビで、安穂野香がプロデュースする『ほのか先生のなごやかアイドル教室』の卒業生で、安穂野香の一番弟子です」

　……”ほのか先生”!?　”一番弟子”!?　それから”プロデュース”に”アイドル教室”だって!?　短いメッセージの中に、不思議な新着情報が多すぎて、頭の中が「？」だらけになってしまった。安穂野香さん、シンガーソングライターでありつつ、音楽教室などでの指導をしているというのは知っていたのだが、そこの生徒さんってこと？　しかも、番組によると、現在、2期生21名が活動中だという。もう2期生に突入してるのか！　いつの間にか秋元康か、つんく♂的な存在になっていたのか。

　あまりに気になることだらけで不思議なことだらけなので、穂野香ちゃん本人を直撃してみた。

「ええ。彼女たちのプロデューサーというのは別の方がいるのですが、私は彼女たちの音楽の講師を担当しているというわけなんです」

　”アイドル教室”の公式ホームページに、”「アイドル教室」は、安穂野香さんが率いるアイドルチームです。安穂野香先生の丁寧なレッスンがあります”とあるが、”アイドル教室”というのは、名古屋を拠点に活動する、アイドルの卵たちを育てる集団のことで、穂野香先生は、そこでボイストレーニングや合唱・歌唱指導、振り付け指導などをやっているのだとか。ホームページにはレッスン風景の写真も紹介されているのだが、うら若き乙女たちの中、おなじみのセーラー服姿で普通にたたずんでいる穂野香先生の図、シュールすぎる。とりあえず、生徒さんたちは吹いたりしないのだろうか。とはいえ、楽曲を含めた穂野香ちゃんの音楽活動自体は、決して笑いをとろうというものではなくて、極めて真面目なもの。

　穂野香ちゃんに、アイドル教室の目指すものを聞いてみた。

「彼女たちの歌声を世界に向けたメッセージとして発信して、世界を元気にしていきたいな、と思っています」

　さらに野望は大きく、

「願わくは、宇宙人が来ても歌声でメッセージが伝えられるようにしていきたいですね」

　ウェブテレビでの活動のほか、定期的にコンサートなども行っていて、名古屋圏での知名度はだんだん上がっている様子。コンサートではオリジナルソングに交えて、「ナイスピース」や「タンポポのマンボ」など、穂野香ちゃんの代表曲を歌ったりすることもあるそう。

　ところで、名古屋のグループアイドルというと、AKB48の名古屋版である「SKE48」が人気上昇中ではあるが、

「SKEにはおよびもしないこと、真似のできないことをやっていると思っています」

　と穂野香先生。どういうことかというと、

「SKEはダンスですが、アイドル教室は合唱をメインにやっているんです。もともとのコンセプトが違うんですね」

　もちろん穂野香先生自身のソロ活動はこれまで通り行っているのに加え、アイドル教室での指導や、前述の春詩音（「1期生の中でも最後まで残った精鋭です」※穂野香さん談）との2人組ユニット「HONOSHION」での活動も行っていくという。

　名古屋アイドル界、これから盛り上がっていきそうです。
（文＝太田サトル／「サイゾー裏チャンネル」より）

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