L’Arc~en~Cielが10年ぶりにCM出演 タイアップ至上主義の裏事情
#音楽業界
L’Arc~en~Ciel、コブクロ、倖田來未が、炭酸飲料「ペプシネックス」のCMに出演することが決定した。これまで、福山雅治やV6の岡田准一、沢尻エリカなどなど旬の芸能人を起用していたCMシリーズで、今回は、豪華な3組がそれぞれ思い入れのある洋楽をカバーし、クールなパフォーマンスを披露。L’Arc~en~Cielにとって、CM出演は実に10年ぶりだという。ある音楽雑誌の記者は次のように明かした。
「ラルクはロックバンド代表として、ザ・アローズの『I Love Rock’n Roll』をカバー。3mを超える巨大なペットボトルをバックにパワフルな演奏を聞かせました。また、コブクロはエリック・クラプトンが在籍したデレク・アンド・ザ・ドミノスの『Layla』を歌い、倖田來未はディスコ・クラシックの名曲であるシェリル・リンの『Got To Be Real』をセクシーに歌い上げました。それぞれアーティストのPVとして成立するほどのクオリティーに仕上がっているそうです」
2008年に、2011年の結成20周年記念ライブ「20th L’Anniversary Live」までライブ活動を休止することを発表したL’Arc~en~Ciel。だが、09年には、ドキュメンタリー・ビデオ『DOCUMENTARY FILMS ~Trans ASIA via PARIS~』(キューンレコード)、ライブビデオ『LIVE IN PARIS』(同)を発売し、今年1月27日に36thシングル「BLESS」(同)を発売するなど、リリースは続けている。その点について前出の記者は次のように続ける。
「リーダーで、昨年12月にtetsuから改名したtetsuyaは、徹底したタイアップ至上主義。シングルの発売は、タイアップ如何によって決定しています。今回も、NHK のバンクーバー五輪テーマソングという強力タイアップが付いた故に『BLESS』をリリースしました。タイアップ至上主義というとビジネス一辺倒のようですが、そこには、いい楽曲をより多くのリスナーに届く形で伝えたいというtetsuyaの信念があります」
3月10日には、ベストアルバム『QUADRINITY~MEMBER’S BEST SELECTIONS~』(同)を発売するL’Arc~en~Ciel。初回特典DVDには、メンバーが出演するクイズ番組『ザ・ラルクイズ』が収録される。そんな遊び心も忘れないところが、彼らが20年近く世間に愛されている秘訣だろう。
QUADRINITY ~MEMBER’S BEST SELECTIONS~(初回限定盤)(DVD付) [CD+DVD] [Limited Edition]
豪華すぎ!!
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