『トイ・ストーリー3』声優募集に見る新たな「オーディション商法」とは?
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映画『トイ・ストーリー3』(7月10日公開)が、日本語吹き替え版の声優オーディションを開催している。「そのやり方というのが、いかにも商売って感じなんですよ」と映画関係者が苦笑いする。
『トイ~』の映画会社はウォルト・ディズニー。オーディション対象となるのは、「グリーンアーミーメン」と「お豆3兄妹」というキャラクターだ。「オーディションには8万人を超える応募者を見込んでいるので、それだけでざっと、4,000万円の儲けになります」と前出関係者。
カラクリは次の通り。
オーディションは携帯電話を使用し行われる。『トイ~』の公式サイトへアクセスし、名前とオーディション用セリフを吹き込む、という流れだ。
「前提として、ディズニーが提供しているいずれかの有料サイトに登録しなければならないのです。有料サイトの料金は数百円ですが、これが大人数となると、バカにできない金額になるんですよ」と映画ライター。
以前、『ナルニア国物語』のオーディションには4万人、『ティンカーベル』には1万7,000人の応募があったという。
「『ティンカーベル』は、主役のオーディションだったので、よほど自信がない限り応募しない。『ナルニア国』のときは、ペベンシー4姉妹の声優オーディションだったので、あわよくば的な応募もあって、かなりの数が集まった。今回も、あわよくば的な役なので、8万人の応募を目指しているようです」(前出ライター)
かつては、こうしたオーディションへの申し込みは郵送で行われることがほとんどだったが、今後は確実な集金が見込めるこうした有料サイトの活用法も増えていくのかもしれない。
(「サイゾー裏チャンネル」より)
吹き替えにも定評のあるシリーズです。
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