チーム解散&再編成のAKB48 ”糞運営”がまたも新内閣の大幅遅延を発表
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新曲「桜の栞」(キングレコード)が、前作「RIVER」に引き続きオリコンウィークリーチャート1位を獲得し、1週目で31.8万枚を売上げたアイドルグループ・AKB48。2003年1月発売の宇多田ヒカル「COLORS」以来、実に7年ぶりとなる女性アーティストによるシングル初動売上30万枚突破を果たすという大記録を成し遂げ、”国民的アイドル”としての磐石な地位を築いた。
だが、その発表と同日、”ずさんの極致”と称される放漫さで知られるAKB48運営が、またしても手痛い失態をさらしてしまった。
現在のチームA、K、Bを一度”解散”させて、新たなチームを3つ”再編成”させるというアイドル史上に類を見ないプロジェクト”メンバー大シャッフル新内閣組閣”の第1弾となる新チームK公演のスタートを、2月28日から3月12日に延期したのだ。
当初は昨年10月の発足としながら、12月に延期し、それを2月28日に設定したものの、スケジュールの調整ができず、さらに延期するという不手際となった。AKB48サイドは公式ブログで次のように発表した。
「『マジすか学園』の最終回に向け、現在、全力で収録しているため、新チームKの6th公演のレッスンが遅れております。度重なる遅延で申し訳ございません。初日は、3月12日に延期させていただきます。公演をよりよいものにするための、苦渋の決断でございます。本当に申し訳ございません。新チームK6th公演のタイトルは、『RESET』です。メンバーのシャッフル後、新しい顔合わせによる新たなチームKの旅立ちにご期待ください。また、度重なる遅延のお詫びに、新公演スタート後一ヶ月間、毎回、ハイタッチを行いたいと思います。チームKに加わった新しいメンバーに是非、応援の言葉をかけてください」
「申し訳ございません」を2度も使用する文章で、遅延を謝罪。この件について、あるアイドル雑誌の記者は次のように明かした。
「昨年8月の武道館公演で発表された”メンバー大シャッフル”。4年に渡って築き上げてきたチームA、K、Bの絆を灰燼に帰し、完全解体して、新チームをスタートさせる驚天動地の企画で、ジャニーズで言えば、SMAP、TOKIO、嵐を一度解散させて、新たなグループを3つ作るぐらいの一大プロジェクトです。当初は10月からの予定でしたが、ミュージカル『AKB歌劇団』により断念。次に12月発足とするも、『紅白歌合戦』(NHK総合)など年末の音楽番組出演ラッシュで、これも中止。そして、2月28日開始と発表されていましたが、一部関係者の間では当初から、この日程は無理だと言われていました。昨今の連ドラとしては異例の12話もある『マジすか学園』の収録が2月いっぱいまで掛かるのは明白ですから。まさに、行き当たりばったりの運営で”ずさん”としか言いようがないですね」
さらに「この遅延はさらなる問題を発生させる」と指摘するのは、AKB48劇場通い4年3カ月の”古参ヲタ”だ。
「新チームKに参加する、ほかの現行チームA、Bのメンバーもレッスンに参加するため、劇場は研究生ラッシュ。4日連続で研究生公演が続き、加入してまだ間もない研究生が体を壊さないか危惧されています。さらに遅延のお詫びとして、メンバーにハイタッチを行わせるのも、運営の不手際をメンバーに詫びさせるようで、いかがなものかと思いますね。ファンとしては、ありがたいのですが」
現在のチームKは、2月21日をもって解散。千秋楽の公演では、250人キャパのAKB48劇場での公演に3万人もの応募がある倍率120倍となった。アンコールではチームKの代表曲「転がる石になれ」「支え」も披露され、メンバー全員が大号泣した。最後の最後で、メンバーから”アニキ”として慕われる秋元才加がこらえきれずに”男泣き”。盟友である宮澤佐江から「笑って! 笑顔でやろうぜ」と励まされるという、互いを支えあうチームKらしい解散劇となった。メンバーたちが、新たなチームで切磋琢磨し、成長を促進しあうことを目的とする今回の”メンバー大シャッフル”。新チームK、6th公演のタイトルは「RESET」だが、最も「RESET」されるべきなのは、AKB48運営なのかもしれない。
(文=本城零次)
少女たちはがんばっている。
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