“土偶ビキニ”にドキドキしちゃう♪ 噂のGカップ・谷澤恵里香に大接近
#井口昇
ちまたで人気の”森ガール”より、ファンシーかつ超過激なのが”土偶ガール”なのだ。関西ローカルで昨年10月~12月にオンエアされた『古代少女ドグちゃん』(毎日放送)は、「アイドリング!!!」きっての巨乳ちゃん、谷澤恵里香が”土偶ビキニ”姿で妖怪たちと戦うキテレツさで、大きなお兄さんたちを感涙させた深夜ドラマ。現在、DVDが絶賛リリース中で、その勢いでもって、破壊力を増量した劇場版『きょーれつ!もーれつ!古代少女ドグちゃんまつり!スペシャル・ムービー・エディション』(原案・構成・監督/井口昇)が公開されちゃうのだ。おぉ、”土偶ガール”ブームの到来も近い! はちきれんばかりのGカップバストと笑顔が魅力的なエリリンに、土偶ビキニの着心地を聞いてみた。
──開口そうそうですが、土偶ビキニが目に焼き付きますね!
恵里香 アハハ、ドラマのオーディションを受けて、合格と知らされて驚いたんですが、その後に「はい、これが衣裳案ね」と土偶ビキニのデザインを見せられて、さらに驚きました(笑)。1万年の眠りから醒めた土偶の神様が妖怪たちと戦うという設定も驚きですが、ストーリーには社会風刺に加えて、引きこもり少年・誠(窪田正孝)との恋愛もあり、超ラブリーなんです。こんなにおバカで、面白くて、楽しいお仕事があるなんて、ほんとに『古代少女ドグちゃん』の現場は”驚愕”の連続でした。それが劇場公開もされるなんて、またまたビックリです(笑)。
──屋外ロケが多かったみたいだけど、土偶ビキニで寒くなかった?
恵里香 確かに露出が激しいですよね(笑)。でも、素材の中はスポンジみたいにフワフワしていて柔らかく、意外と温かかったんです。転んでもヘーキだし、私服よりも着心地よかったかも(笑)。最初はもちろん恥ずかしかったんですが、「これがドグちゃんの正しいファッションスタイルなんだ」と思うようになると、大丈夫でしたね。公園で撮影していたら、通りかかった近所のおじいちゃんが「何だ、あの格好は!」と怒っていましたけど、あのおじいちゃんも、『古代少女ドグちゃん』を観てくれれば、きっとドグちゃんのことを応援してくれるはず。ドグちゃんは、すっごくいいヤツなんです。
──ドグちゃんに成り切ったことで、土偶ビキニも恥ずかしくなくなった?
恵里香 う~ん、谷澤恵里香=ドグちゃん、ではないんです。ドグちゃんは、私とは別人格で、親友みたいな存在かな。私だけが役づくりして演じているんじゃなくて、井口昇監督や大勢のスタッフさん、共演者のみなさんたちのアイデアや想いがひとつになったものが、ドグちゃんだと思うんです。
監督は、”妖怪カニ光線”として出演も。何だか、
見るからに楽しそう。テレビドラマ版の第5話
(清水崇監督作)に出ているので、DVDを要
チェックされたし。(c)古代少女製作委員会
──女優らしいコメント! 井口監督は『片腕マシンガール』(07)や『ロボゲイシャ』(09)も撮っている気鋭の映画監督ですが、個性派俳優でもあり、存在そのものが非常にユニークな方ですよね。
恵里香 井口監督に会われたことありますか? ウフフ、すっごい面白い人ですよね。でも、優しいし、ビックリするようなアイデアを思い付くし。恋人とは違うんだけど、ず~っと一緒にいたくなる人。井口監督からは、マイナスイオンが出ていて、癒されるんです。「これ、できるかなぁ……」ってニコニコしながら井口監督に言われると、「はい、やります!」とつい答えちゃうんです。井口監督は、早く天然記念物に指定されるべきですよね。井口監督の作品には、また出たいし、テレビドラマ版では井口監督以外にもいろんな監督のみなさんとご一緒できて良かった。初主演の連ドラが『ドグちゃん』で本当に良かったなと思っています。
──劇場版の前半はテレビドラマの名シーンのダイジェストになっているので、ドグちゃんと誠のラブコメ部分の補足解説をお願いします。
恵里香 あ、はい。ドグちゃんは最初、誠のことをただのシモベとしてしか思っていなかったんですが、誠と同級生の紀美香(桐島里菜)が2人っきりでいるところを目撃して、ヤキモチを焼いちゃうんです。でも、ドグちゃんにはヤキモチという感情がないので、自分の気持ちが理解できずに悩んじゃう。ドグちゃんにとっては、恋愛はあくまでも子孫繁栄のための初期衝動に過ぎないんです。
──子孫繁栄のための初期衝動って、すごい言葉だなぁ(笑)。
からやってきた土偶の神様。妖怪と戦う際には、
ビキニが開いて必殺技ドキドキウェーブを発する。
妖怪じゃなくても、吸い込まれそう!
(c)古代少女製作委員会
恵里香 ねぇ(笑)。その上、紀美香が誠に「ドグちゃんは人間じゃないんだよ。人間じゃないのに、好きになってどーするの?」みたいに言われているのも聞いてしまうんです。それからドグちゃんは人間には成れなくても、人間に少しでも近づきたいと思うようになって、ふだんは木の枝やドングリを食べているのに、人間みたいにご飯を食べようと努めるんです。
──あー、泣かせるなぁ。乙女心ならぬ、土偶心ですね。誠の母親役を演じた斉藤由貴さんと”嫁vs.姑バトル”の疑似体験もしちゃいましたね。
恵里香 斉藤由貴さんは、”まぶたの母”って妖怪の役なんですけどね。でも、確かにダメ嫁っぽく扱われちゃいました(笑)。斉藤由貴さん演じる”まぶたの母”がドグちゃんを庇う誠に対して「あなたはオッパイに目がくらんだだけよ。はしたない子ね~」という台詞があるんですが、斉藤由貴さんの演技がとてもリアルなので、「それって私のこと?」って、すっごく胸にズキズキきたんです。「オッパイに目がくらんで、はしたない子ね~」という台詞が頭の中で何度もリフレインしちゃいました(苦笑)。
谷澤恵里香。アイドル界のE.YAZAWAを
よろしく!
──ぽっちゃりボディが魅力なんだから、ダイエットしちゃダメっすよ。
恵里香 えっ、気にはしているんですが、ぽっちゃりして見えます? 撮影中はずっとロケ弁当を我慢してたんです。今はそのリバウンドで、ぽっちゃりしてますけど……。
──うわ、乙女心を傷つけたみたいで、ゴメンなさい。え~と、劇場版は後半、とんでもないオリジナル展開が待ってますよね?
恵里香 はい、劇場版のオリジナルパートでは、私はドグちゃん役じゃなくて”謎の少女”役なんです。テレビ版とは違った大人のファンも楽しめる、とっても面白くてセクシーなドグちゃんです。もう、アンビリーバブルですよ(笑)。
──これだけDVD、劇場版と盛り上がれば、毎日放送も『帰ってきた古代少女ドグちゃん』を考えざるを得ないでしょう。
恵里香 パート2も、ぜひ私がドグちゃんをやりたいです。他の人にはドグちゃんは渡せません! そのときは私、大阪の毎日新聞まで乗り込みます!
──毎日新聞じゃなくて、毎日放送ですよ。お間違いなく。
恵里香 アッ、すいません。エヘヘ、ちゃんと確かめてから、乗り込みます(苦笑)。テレビドラマを観てない方でも劇場版は楽しめますし、劇場版を観てからでもDVDをじっくり観てもらえれば、さらにドグちゃんのことが好きになると思います。アイドリング!!!のメンバーにもDVDを勧めているところなんです(笑)。ぜひ、みなさんもドグちゃんを応援してくださいね。
(取材・文=長野辰次)
●『きょーれつ!もーれつ!古代少女ドグちゃんまつり!スペシャル・ムービー・エディション』
原案・構成・監督/井口昇 脚本/継田淳 特殊造型・キャラクターデザイン・パイロット版監督/西村喜廣 VFXスーパーバイザー/鹿角剛司 テーマソング/電気グルーブ 出演/谷澤恵里香、窪田正孝、桐島里菜、柄本時生、ソニン、斉藤由貴、上川隆也 配給/日活 2月20日(土)~3月5日(金)シネマート新宿にて2週間限定公開
<http://www.doguchan.jp>
●やざわ・えりか
1990年東京都生まれ。「アイドリング!!!」一期生として2006年に芸能界デビュー。『アイドリング!!!』(フジテレビONE/TWO/NEXT)、『アイドリング!!!日記』(フジテレビ系)、『志村屋です。』(同)にレギュラー出演中。09年10月~12月に放映された『古代少女ドグちゃん』(毎日放送)で連続ドラマ初出演・初主演デビュー。現在、DVD『古代少女ドグちゃん ドキドキパック(上)』が発売中。2月24日(水)には『古代少女ドグちゃん ドキドキパック(下)』がリリース。また、3月6日(土)から公開される映画『喧嘩番長 劇場版~全国制覇』では主人公・坂本タカシ(綾部祐二)の恋人・真奈美を演じている。
怪奇ヒロイン・ラブ・コメディ
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