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まるで”AKB商法”!? 人気アニメ映画版『なのは』『ハルヒ』リピート商法の裏事情

nanoha_130.jpg『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』
公式サイト

 「CDや写真集などの商品を複数買えば、1回握手できる」などという、多くのアイドルやタレントが行っている”リピート商法”。代表的なのが人気アイドルAKB48で、こうした販売法はそのまま”AKB商法”と揶揄されている。

 そんな中、現在公開中のアニメ映画『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』、2月6日公開の『劇場版 涼宮ハルヒの消失』の人気アニメの劇場版2作でも同様の”リピート商法”を行っていることがわかった。あるアニメ雑誌のライターは次のように明かす。

「『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』は、今や一大サーガを展開している『魔法少女リリカルなのは』の第1作をベースにした完全新作。『紅白歌合戦』(NHK総合)にも出演した水樹奈々が人気キャラのフェイト・テスタロッサ役を務めており、水樹が9歳役を演じることがスポーツ紙でも取り上げられるほど話題に。一方、『劇場版 涼宮ハルヒの消失』は爆発的人気を誇る『涼宮ハルヒの憂鬱』初の映画化で、どちらの作品もコアなファンに支えられています。そんな中、『なのは』では、リピートポイントカードを配布。1回目で特製モバイルデジコン、2回目でご鑑賞サンクスポートレート、3回目で上映フィルムをカットしたメモリアルフィルムコマがもらえる”リピート商法”を実施。『ハルヒ』でも、チケット半券を2枚でフィルムブックマークをプレゼントするキャンペーンを実施します」

 同じ客に複数回劇場に通わせるこの”リピート商法”。この商法を行う真意はどこにあるのか? 前出のアニメ雑誌のライターは次のように続ける。

「アニメは一般の映画と比べるとターゲット層が狭く、でもその分、濃い、ディープなファンがついている。レアな特典がついていれば、それを集めたくなるのがファン心理ですから、特典のためなら何回でも足を運んでくれるはずです。特に『なのは』の3回特典でもらえるフィルムは、ファンには貴重なので大人気となり、公開から数日で配布終了となった劇場もあったようです。さらにYahoo!オークションでフィルムが10万円以上にまでなっています」

 ファン心理をついたこの”リピート商法”。コンテンツ自体に魅力がなければ、当然ファンも見向きもしないわけで、ある意味では製作側の自信の現れとも言える。だが、利益に走りすぎて、足元をすくわれることがないことを祈るばかりだ。

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最終更新:2010/01/31 08:00
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