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【新連載】芸能界の暴れん坊、宮西渡の(続)バチーンと言っちゃうぞ!

芸能生活50年! あのアイドル復帰で暗躍した暴れん坊がギョーカイに喝!!

miyanishi.jpg芸能生活50周年を迎えた宮西社長。
(写真/江森康之)

芸能界の”ドン”は言うまでもなく、有名スポーツ選手から文化人、さらにはハリウッド俳優まで幅広い人脈を持つ”芸能界の暴れん坊”こと、Zプロモーション宮西渡社長。幼稚園中退、前科×犯、だけど曲がったコトが大嫌いな社長が芸能生活50周年を迎える今年、これまで封印してきたあんな話やこんな話を、”バチーン”と暴露しちゃうぞ!

 毎年、星の数ほどの新人がデビューするも、大半の者が一瞬の輝きすら見せることができずに消えていく、大宇宙さながらの芸能界。その頂点を極めたものを”スター”と呼ぶのは、無限に広がる漆黒の中で光を放つ星がゆえんかどうか……は定かではないが、生存競争の激しさは何も表舞台に立つタレントたちだけではない。


 運良く金の卵を発掘し、マネジャーやプロデューサー気取りで巨万の富を築いた者も、そこは魑魅魍魎が跋扈する魔窟のこと。気が付けば騙され、脅され、喰いつかれ、いつしか富は借金へと転じ、多くの者は再起不能の”大やけど”を負って姿を消していく。その過酷さは、ただ姿を消していくだけのタレントたちよりも、はるかに厳しいと言えるだろう。

 そんな荒波をものともせず、50年近くもの長きにわたって芸能界一筋に生きてきた男がいる。多くのミュージシャンやタレントを育て上げ、セクシータレントの草分け的な存在にして、今なお世界中に多くのファンを持つ伝説のフェロモン女優・嶋村かおりを世に送り出した「Zプロモーション」の宮西渡社長だ。

 御年68歳にして意気軒昂。芸能界の中心地、港区は六本木を天高く真っ直ぐに伸びた背中で、風を切りつつ颯爽と歩く姿がなんとも印象的な人物だ。孫ほどに年の離れたなじみの飲み屋の店員に対し、道すがら軽く手を振り、ジョークのひとつも飛ばす姿は気さくな街の住人にしか見えない。だが、その人脈は芸能界のみならず、政界から格闘技界、闇社会に至るまで多岐に及び、多くの大物たちと利害を越えた友情で結ばれている、知る人ぞ知る芸能界の名物社長である。

 とはいえ、「俺はあくまでプロデューサー。表に出るのは嫌なんだよ」が口癖とあって、これまで表舞台に姿を現したことはほとんどなかった。だが近年では、泣く子も黙るスクープスポーツ紙「東京スポーツ」で短期間ながら連載(表題と同じ、『宮西渡のバチーンと言っちゃうぞ!』)を持ち、07年の春には2度の”喫煙騒動”で前所属プロダクションを解雇され、路頭に迷っていた加護亜依に救いの手を差し伸べたことが話題になった。周知の通り、結果的に加護は旧知の知り合いを通じて、別のプロダクションに籍を置き、復帰を果たすことになる。

 だが、そもそも芸能界でもかなりの影響力を持つ大手プロダクションに”干されていた”アイドルに対し、真っ先に救いの手を差し伸べることは並大抵のことではない。実際に、当時多くのプロダクションが加護の知名度や商品価値を理解しながらも”見えない力”の前に獲得に動くことはおろか、興味を示すことさえ憚れる状況だった。

 そんな中、宮西社長があっさりとタブーを打ち破ることができた背景には、芸能生活50年の”重み”がある。

「うちみたいな弱小プロダクション、風は吹いたら吹っ飛んじまうよ。たださ、芸能界って言うと何かと小難しい理屈をこねるヤツもいるけど、どんな大物だって所詮はみんな人間なんだ。目を見て話せば、自然と分かり合えるものなんだよ。オレは幼稚園中退だし、若い頃は何度もケンカで鑑別所に入ったけど、そうやってこれまで50年近くこの世界で生きてきた。それでもダメなら? そん時は、パンツ一丁でエ~ン、エ~ンって泣きじゃくればいい。すぐに麻布警察署が保護してくれるよ」

 ……と、その破天荒な人生にも関わらず、多くの業界人に愛され、半世紀にも渡り芸能界という荒波を泳いできた宮西社長。芸能生活一本というその半生を、当連載ではバチーンと綴っていきたいと思います。

スズキが覗いた芸能界

芸能界ってこ~んなところ!

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最終更新:2010/01/29 21:00
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