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ガスト、シダックスで「ゴミ入れた」「客の自宅に石投げた」告白の学生に非難殺到!

img3005_s00.jpgイメージ画像

 ガストやシダックスが新年早々、大迷惑ないたずらに巻き込まれた。両社でアルバイトをしていた愛知県在住の大学生が、mixiの自分の日記に「気に入らない客の飲食物には、ゴミや虫など異物を入れていました」「配達先の客の自宅に石を投げ込んできました」などと書き込んだのだ。

 そのことが、巨大掲示板「2ちゃんねる」などに転載された結果、両社に問い合わせが殺到。ネット上では「シダックスにはもう絶対に行かない」「ガストはひどい」といった批判も数多く書き込まれて大炎上した。ところが、両社が本人に事実関係を確認すると「書き込んだことはすべていたずら」と平謝りしたというのだ。

 九州出身で愛知県内の大学に通うこの男子学生は5日、実名とプロフィールも載せていた自分の日記の冒頭で、「どうもガストの店員です」と切り出したうえで、バイト先の顧客に対して「糞だりぃ 完全になめられてます。そのうちぶっ殺します」などと不満を炸裂。

 そして以前、シダックスでアルバイトしていた際には、「うぜー客がいたら料理や飲み物にいろんな物をいれていました」と告白。具体的には、「ツバ(たん) その辺のゴミ 虫 ハナクソ」などと書き込んだ。

 さらに現在、バイトをしているガストでは配達を担当しており、顧客から「おれは悪くないのにめちゃ怒鳴られた」などと怒りを爆発させると、「今日バイトが終わった後そいつの家に石を投げ込んできました ガラスぶち割ってやりました。スッキリ(ハートマーク)」などと書き込んだ。

 この日記の内容が11日、2ちゃんねるに転載されると、「犯罪自慢とかお前みたいなゴミは死ねばいい」などと批判が殺到したほか、シダックスやガストの顧客相談窓口などに問い合わせが殺到した。

 このため、シダックスでは、事実関係を確認すると同時に、2ちゃんねるに対して書き込みの削除を要請するなど対応に追われた。その結果、両社の調査では12日、問題の学生は実在し、シダックスでは数年前に、ガストでは現在、バイトをしていることが判明したという。

 そして本人に、事実関係を確認すると、書き込んだ内容は「すべていたずらで事実ではありません。非常にご迷惑をかけてすいません」などと平謝りだったとのこと。ガストには、学生の両親からも謝罪の弁があり、謝罪文をFAXで送付してきたという。

 ガストでは念のため、学生が在籍する店舗の担当者が、実際に顧客に被害がなかった確認したが、今のところ被害者は見つかっていないという。

 それにしてもこのいたずらは、幼稚ながらかなり悪質で、場合によっては業務妨害などにもなりかねないだろう。そこで、両社に学生への対応を確認すると、シダックスでは「特に今のところ考えていません」(広報担当者)。ガストも「処分については現在検討中」とのことだが、会社および法的にも厳格な対応することはない様子。ただ、学生がそのままアルバイトを続けることは「おそらく無理でしょうね」(ガスト広報担当者)とも語り、事実上のクビになるようだ。

 両社とも大人の対応で済ますようだが、匿名ならいざ知らず、実名の日記にこんな書き込みをするとは……。過去には、某ファーストフード店でゴキブリを揚げたとネットに書き込んだ学生が自主退学に追い込まれる事態となったが、このような軽い気持ちの書き込みは、本人に罪の意識がなくとも、大騒動に発展してしまう危険性をはらんでいる。今回の学生にも、猛省を促したいところだ。
(文=原田翔)

2ちゃんねる流いたずら事典

いたずらにもセンスが必要です。

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最終更新:2010/01/13 20:50
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