綾波レイが描かれた”ヱヴァ”ギター、908万で落札されるも辞退者続出の裏事情
#ネット #ヱヴァンゲリヲン #ヤフオク
昨年6月に公開され、興行収入40億円を記録した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』。ローソンやUCC上島珈琲など多くの企業とタイアップしてきた『ヱヴァ』だが、世界有数のギターメーカー・フェンダーU.S.A.社とコラボ企画により、人気キャラ・綾波レイが描かれた特製ギター2本を「Yahoo!オークション」に出品。昨年12月8日に、ストラトキャスターが908万2,000円、テレキャスターが776万1,000円という超高額で落札されていた。
だが、イタズラ入札をしていた者も多く、辞退者が続出。最終的にテレキャスターが305万円、ストラトはオークションページ自体が削除されてしまった。ネットオークション事情に詳しいインターネット関連雑誌の編集者は次のように明かす。
「エリック・クラプトンが愛用することで知られるストラトキャスターと、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズ御用達のテレキャスター。音楽ファンなら知らない者はいないフェンダーU.S.A.社の代表作で、今回はマスタービルダー(最上級ギター職人)であるユーリ・シスコフ氏が製作する世界で一本のギターということで、音楽ファンからも注目されていました。当初50万円で出品されたものの、入札額は急上昇しました」
ヱヴァファンのみならず、音楽ファンからも熱い視線が注がれたオークション。だが、あまりの高額に「Yahoo!オークション」サイドは高額入札者に落札意思確認のメールを送信することになった。前出の編集者は次のように続ける。
「高額入札者に落札意思確認のメールが送られたものの、やはりイタズラ入札が多く、返信をせず、落札の意思がないと見なされた20名以上がYahoo!ID停止処分を受けました。その後も落札者が次々に購入を辞退し、入札をキャンセル。テレキャスは最終的に305万円で取引されましたが、908万円で終了したストラトはなんと50人以上がキャンセルし、オークションページ自体が削除となりました。ヤフオクには、出品、落札時に取引相手から付けられる明確な”評価”があり、それがトラブルの抑止力となっているんですが、今回はそれも役に立たないほどのイタズラやひやかしが多かったようですね」
見えない相手と取引を行うネットオークションは、便利さの代償としてリスクを伴うのも事実。ネットオークションでは最大のシェアを誇るヤフオクだが、匿名発送ができる楽天オークションや、取引状況が一目で分かるモバオクと比較するとセキュリティの面では、便利とは言い難い面もある。世界に一つだけ、という魅力のある商品だが、ユーザーのモラルと、ヤクオクの管理能力が問われる結果となってしまったようだ。
anytimeセカイ系
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