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『ブラよろ』佐藤秀峰が講談社から突如285万を入金されたことを暴露

satoshuho.jpg「佐藤秀峰 on Web」より

 『海猿』『ブラックジャックによろしく』で知られるマンガ家・佐藤秀峰が公式サイトで、「講談社から身に覚えのないお金が、2,856,000円も会社の口座に振り込まれておりまして、非常に困惑しております」と暴露した。

 『ブラックジャックによろしく』がマンガ雑誌「モーニング」(講談社)から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)への移籍し、その真相をサイトでマンガの形式にして公開し、作品の有料ネット公開を開始するなど、業界では一部で”爆弾”扱いされているという佐藤は次のように明かす。

「通知書には原作使用料と描いてあるのですが、講談社と僕との間には作品の二次使用管理委託契約を結ばれていませんし、当然のことながら僕も原作の使用を許可した記憶がありません。通知書とは別に、明細書を確認した所、CS放送『ブラックジャックによろしくスペシャル』と書いてあったので、恐らくドラマか何かの再放送に関係した原作使用料ということになるのでしょうか?」

 公式サイトに公開しているマンガで『ブラックジャックによろしく』連載時の「モーニング」編集部との原稿料の増額をめぐる交渉、表現の誤りについてのトラブル、セリフの無断改変をぶっちゃけている佐藤。周辺事情を知るある出版社のマンガ雑誌編集者は次のように語った。

「06年1月にも佐藤氏は講談社から突如300万円以上の金額が振り込まれ、それは講談社が佐藤氏には無断で韓国の出版社に二次使用料を許諾し、その対価だったそうです。ですが、佐藤氏はその金額を講談社に返却しています。数々のトラブルにより、講談社には、相当不信感があるようです」

 佐藤はさらに、「何度、こんなことが繰り返されるのかと思うと、とても悲しいです。多分、100回目くらいかな…?」と告白。ネットで作品の公開を始め、コンスタントに売り上げを出している佐藤。講談社にさらに不信感を募らせ、佐藤の”脱・出版社”路線は加速しそうだ。
(文=本城零次)

新ブラックジャックによろしく 7

これは小学館版。

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最終更新:2009/12/31 08:00
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