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「ジャニーズがネットに屈した!?」NHK『紅白』オンデマンド放送にSMAPら登場

nhkodm.jpgNHKオンデマンド公式サイトより

 これまで、ジャニーズといえば、所属タレントのドラマ公式サイトはおろか、自身の事務所サイトでさえも、顔写真掲載はNGにしてきた。これは、マスコミのニュース映像などでも同様だ。例えば、先日行われた『コード・ブルー 2nd season』(フジテレビ系)の記者会見では、その場に主演の山下智久がいながらも、ネットニュースサイトなどに山下の写真が載ることはなく、代わりに新垣結衣や戸田恵梨香の会見写真が使われていた。パッと見では、山下は会見に参加しなかったという感じだ。

「若者のテレビ離れが進み、ネット中心の生活スタイルを送る10代20代が多いのに、ジャニーズのネット敵対視は時代に逆行していますよ。山下は紙媒体やテレビ媒体のために会見に参加しているわけですが、もはやネットで流れなければ告知の意味がない。時間のムダです」(芸能事務所関係者)

 そんなジャニーズが、とうとう”ネットに屈した”と一部で話題になっている。今年のNHK『第60回NHK紅白歌合戦』のインターネット有料配信「NHKオンデマンド」に、SMAPや嵐らのメンバーが登場することになったのだ。この「NHKオンデマンド」は、通常放送を見逃した人のためのネット有料再放送で、これまで『NHKスペシャル』などをはじめとする番組が再放送されている。今回、『紅白』も生放送翌日の1月1日~11日の期間で配信される予定だという。

 これまで、ネットでの映像に許可を与えなかったジャニーズだったが、今回に限り”限定的開放”ということでNHKと話しがついたようだ。今後、ジャニーズ側のネットへの敵愾心は薄まるのだろうか?

「生放送で『紅白』に出ているのに、ネットでの再放送で出ないというのは無理がある。そもそも、もし今回ジャニーズが許可を与えていなかったら、”国民放送”のNHKがいち芸能事務所の言いなりということになってしまい、”ジャニーズは何様のつもりだ”と世間は見てしまう。まぁ、今回は限定的放送とジャニーズが言っているように、あくまで例外的なケースになるでしょうね」(芸能関係者)

 ネットの海は広大でとてつもなく深い。ジャニーズ側がいくら所属タレントの写真や映像に規制をかけようが、YouTubeをはじめとした動画サイトには映像がアップされ続けるし、ジャニーズと紳士協定を結んでいない情報サイトなどにも写真はアップされる。

 物心ついた時からネットを常用している、現代のティーンエイジャーたち。このまま、ネットでの映像や画像を不許可にし続けていたら、いつかジャニーズは若者から袖にされ、本当の意味で”ネットに屈して”しまうのではなかろうか。

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最終更新:2013/02/05 12:35
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