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セーラー服のコスプレだってできちゃう!?

名作ゲームのオンラインRPG 新生『イース』はここがスゴい!

isuakiyama.jpgCJインターネットジャパン株式会社の秋山隆利氏

日本のRPGゲームに金字塔を打ち立てた『イース』のオンライン版『イースオンライン』。ウェブ上で新たに生まれ変わったRPGの魅力を、同作の運営を担当する
CJインターネットジャパンの秋山隆利氏と共に紐解いてみたい──。

 1987年にPC-8800シリーズのソフトとして登場した、アクションRPGの『イース』は、絶妙なゲームバランス、秀逸なストーリーや音楽によって大ヒットを記録。そもそもは、古代文明の謎に迫る冒険モノだったが、番外編、スピンオフなど12タイトルが発売された。今回紹介する『イースオンライン』の舞台は、歴代イースの主人公アドルが活躍した世界から100年後。かつて敵国として登場したロムン帝国が隆盛を誇る中、プレイヤーはそこを訪れた冒険家となって敵と戦いながら、さまざまな試練を乗り越えるという、これまでのシリーズを継承する世界観だが……同作のプロデューサー秋山氏は首をかしげる。

「当初、オンライン版は韓国で開発されたんですが、イースの関連作品というよりもMMORPG【※】という意識が強かったんです。日本のファンにとって『イース=アドル』という意識が根強く、イースオンラインが輸入されたときは、ユーザーから『イースじゃない』という声も多かった」

 その批判を解消すべく、現在まで試行錯誤を繰り返したという。

「韓国で開発を担当しているメインプランナーやプログラマーに来てもらい、『イースらしさ』を出すために討論、というか揉めました(笑)。12月25日に専用コンテンツを公開する『シーマ島』はその成果のひとつで、かつて神が住んでいた空中に浮かぶ島なんですが、それをイースの『有翼人が神だった』という設定とリンクさせていこうと考えています。また、ファンにとって象徴的な存在であるアドルを登場させたり、過去のイース作品をベースにしたストーリーを導入させることを考えています」

  また、同ゲームのメインユーザーが30〜40代と高めの年齢ということもあり、それを意識したシステムを導入しているのも特徴だ。

「社会人のユーザーは時間的余裕があまりない。加えて、韓国だと自己顕示欲を満たすパーティープレイやギルドが重要視されるのですが、日本では他人に干渉されるのを煩わしいと感じる傾向もあり、日本版ではシングルプレイでも楽しめるようにデザインし直しています。また、シングルで遊べるシステムを支援していけば、オンラインゲームに慣れていない初心者でも気軽に遊ぶことができるようになります」(秋山氏)

 イースファンだったのも今は昔というオジサン世代にはうれしい心配り。仕事で疲れたとき、イースに熱中していた懐かしい日々を思い出してみてはいかがだろうか?

【※】MMORPG
「多人数同時参加型オンラインRPG」と呼ばれる、数百〜数千人のプレイヤーがひとつの空間(世界)でプレイするゲームのこと。

サイゾーが独断と偏見で選ぶ『イーストオンライン』おすすめポイント!

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【1】セーラー服の冒険者まで!?

他プレイヤーと差をつけられるアバターアイテムは、過去のイース作品に登場したキャラクターの衣装はもちろん、水着やハロウィン衣装、そしてセーラー服といったものまで用意されている。コアユーザーには、タマラナイ?

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【2】結婚までできちゃう?
12月25日の専用コンテンツ公開に合わせて、「結婚」という新システムを導入。結婚指輪を作るための資金など、一定の条件を満たすと結婚することが可能になる。もちろん「離婚」することもでき、その際、慰謝料などの資金が必要となるとか。

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【3】マイレージ機能を搭載!
ほかのオンラインゲームと比べて珍しい「マイレージ」という機能を導入。クエストやダンジョン攻略によって報酬ポイントがもらえ、アバターなどに引き換えできる。課金システムとは別に、長くやり込むことによるメリットを付与させている。

『イースオンライン-Ys Online〜The Call of Solum〜』

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「イースオンライン」をプレイするためには、まずここにアクセス。無料の会員登録でIDとパスワードを手に入れ、ゲームプログラムをダウンロード。そして、自分のパソコンにインストールしてスタートする流れになる。また、ゲームのアップデートやメンテナンスなどの情報、ゲーム内で使用できるアイテムの購入などのサービスも提供している。
<http://www.ysonline.jp>

最終更新:2009/12/23 21:00
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