連載 高須基仁の暴言・放言・妄言録 私は貝になりたい 第51回
同世代の加藤和彦が自殺 柳美里の新刊発売に思う “ゴキブリッコ純情”
2009/12/16 10:00
#柳美里 #高須基仁 #プレミアサイゾー
──「しゃべるな!」と言われたことを、あちこちでしゃべりまくり、命まで狙われたこともあるというタカス。周囲から怒られる度に「貝になる」と誓うのだが、その放言癖はいまだ健在だ。
恒例の熟女クイーンコンテストも今年で7回目。審査
員長はやくみつる。審査員として参加してくれたホリ
エモンが大暴走し、熟女の股間を電気マッサージ器で
刺激。これにセッチーこと和泉節子さんが激怒して途
中退席、代わりに倉木パパこと山前五十洋氏が乱入した。
員長はやくみつる。審査員として参加してくれたホリ
エモンが大暴走し、熟女の股間を電気マッサージ器で
刺激。これにセッチーこと和泉節子さんが激怒して途
中退席、代わりに倉木パパこと山前五十洋氏が乱入した。
60~70年代は、どこかふざけてはいけないような教条主義の時代だった。そんな中、加藤和彦率いるザ・フォーク・クルセダーズが、教条主義の風潮から外れるようにテープを早回しにした「帰って来たヨッパライ」でデビューした。私はそのスラップスティックコメディ風のスタイルを、一歩引いて見ていた。
70年を過ぎ、私はおもちゃのトミーに入社して、「ああ、会社組織というのはスラップスティックコメディみたいなんだな」と実感した。そして、「帰って来たヨッパライ」にインスパイアされた商品を売り出した。小さなぜんまい仕掛けのゴキブリが歩くおもちゃで、プロモーションも兼ねて東芝EMI(当時)と組んでテープを早回しした「ゴキブリッコ純情」というレコードを出した。今でも中古レコードでお宝コミックソングとしてやりとりされているようだ。
最終更新:2009/12/16 10:00
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