AKB48版「事業仕分け」敢行!? 8期研究生10人をバッサリ解雇
#アイドル #AKB48
『第60回紅白歌合戦』(NHK)への出演も無事に決定し、1月からはメンバー総出演でヤンキー役に挑む連続ドラマ『マジすか学園』(テレビ東京)がスタートするアイドルグループ・AKB48。人気メンバーは番組収録や雑誌取材などに追われ、彼女たちのホームである秋葉原での劇場公演では、人気メンバーの穴を埋めるべく研究生メンバーがフル稼働で公演に出演している。
そんな中、AKB48版”事業仕分け”とも言える「研究生セレクション」が行われ、8期研究生としてステージに立っていた13人から10人ものメンバーがバッサリとカットされ、強制卒業に追い込まれた。中学生も含む、うら若き少女たちの”夢”が無残にもカットされてしまったわけだが、8期研究生には問題児も多かったという。その真相をAKB48劇場通い4年の”古参ヲタ”は次のように明かす。
「今のAKB48において、研究生は欠かすことのできない存在。ジャニーズでは”Jr.”として下積みを行い、Jr.の中から新ユニットを組んでデビューしますが、メンバーの卒業が多いAKB48では、卒業したメンバーの空いた枠に研究生が昇格し、正規メンバーになります。今では”選抜メンバー常連”の北原里英や宮崎美穂など4期以降のメンバーも一度は研究生として所属して次々に昇格し、チームAは、メンバー13人中、研究生出身メンバーが6人と半数を占めています。いよいよ今月から始動予定の”メンバー大シャッフル”で、7期までの研究生11人がすべて正規メンバーに昇格。これからは8期とさらに新加入した9期の時代が来るはずだったんですが、8期生が”事業仕分け”のごとくバッサリ切られました」
AKB48研究生は、ダンススキルは未成熟なものの、先輩たちに必死で追いつこうとするひたむきさとフレッシュさがあり、”地下アイドル”好きな筋金入りの30代以上の”古参ヲタ”を、ほかの新人アイドル現場に向かわせない抑止力にもなっている。だが、8期生には有望なメンバーもいたものの、問題児も多かったという。前出のヲタが次にように続ける。
「当初14人だった8期生ですが、一番かわいいと評判だった西川七海がイケメンヲタとのデートプリクラが発覚して早々と解雇。彼女は今、ブログを開設していて、時にAKBへの未練を綴っています。そして、一番の問題児が杉山未来。AKBではご法度の個人サイト・プロフやリアルを続けており、恋人の存在をほのめかしたり、人気メンバーへの暴言を書くなど、アイドルとしては壊滅的なありさまで、ついにステージに立つことはありませんでした。ほかにも、遅刻が多いメンバーやダンスのレッスンをサボるメンバーも多かったようです。でも、卒業を宣告された中には、8期生で唯一Gロッソ公演に出演していた浅居円や、濃いヲタがついていた郭グレース、ハーフの美少女・三木にこるなど逸材もいたので、穴埋め要員として使える間だけ使って、厄介払いされた感はありますね。運営サイドも事情はあるんでしょうけど」
光あるところに影があるように、アイドルという華やかさを演出する裏には、過酷なダンスレッスンと私生活を制限しなければならない現実がある。国民的アイドルとなったAKB48のネームバリューに釣られて研究生に入ったものの、その”凄惨”とも言える現実に耐えられなかったメンバーが”事業仕分け”されてしまった。
だが、AKB48は”会いに行けるアイドル”であると共に”いつ何時、誰の挑戦でも受けるアイドル”でもあるという。恋人とのプリクラが発覚し初の解雇となった菊地あやかは復活し、新生チームKへの昇格が決定。また、4期生として活動し一度は卒業した最年少12歳の藤本紗羅もこの度、9期として復活を遂げるなど、一度卒業したメンバーにもオーディションの門戸を開放し、可能性のある人材は受け入れている。中でも、2期、3期オーディションで落選しながらも、4期で合格し、一度卒業しながらも8期生として復活し、またも夢破れたド根性アイドルの村中聡美は再チャレンジを期待したい。
モーニング娘。は、結成12年で8期生までだが、AKB48は、わずか4年で9期生まで迎えるに至った。前田敦子、高橋みなみら1期生が現役を張り、”上がつかえている”状況の中、フレッシュな研究生がどこまで1期生にマッチアップできるか、同じグループながら群雄割拠の様相を呈するAKB48の今後に注目だ。
(文=本城零次)
あなたの推しメンはいますか?
【関連記事】 「CD50枚購入は当然!?」”ポストAKB48″ももいろクローバーの壮絶キャンペーン
【関連記事】 「AKB歌劇団」演出の広井王子がマジギレ!! 浮かび上がる運営との不協和音
【関連記事】 AKB48随一の”ヲタドル”指原莉乃が特定のファンに私信を送り密会を画策!?
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事