今井舞の「週刊ヒトコト斬り」
押尾に酒井、ダークな話題をスルーしている”流行語大賞”の本気度
2009/12/03 20:00
のりピーYearでしたから
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎今井舞による流行語大賞は……
まあ、これは今に始まったことじゃないが、何なんだ「流行語大賞」って。「政権交代」って「流行語」か? 毎年どんどん「流行語」の本質から離れてって、もうかなり形骸化してる気がする。「日経ヒット商品番付」とどう違うのか。
「実感はどうあれ、とりあえず受賞は大ニュースとして、うやうやしく報道される」という、形ばかりなこの感じ、「芥川賞」と「直木賞」によく似てる。もう今、芥川賞取ったからって、その人の本買う人少ないもんなあ。それより「本屋大賞」の方がずっと引きが強い。「本当に面白い本」って感じ。感じだけで読んでないけど。
「芥川賞・直木賞」に対する「本屋大賞」のように、中身スカスカの「流行語大賞」に対抗して、「国民みんなが思わず口にせずにいられなかった言葉」を集めて決める、本当の流行語大賞が出来たらいいのに。
ちなみに私にとっての流行語大賞・最優秀賞は「この辱めをどうしてくれるの(酒井法子)」。惜しくも次点の優秀賞は「来たらすぐいる?(押尾学)」。特別賞は「ハーチー!(リチャード・ギア)」。
最終更新:2009/12/03 20:00
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