とうとうフジテレビもSMAPから嵐へ!? 10年ぶり5人で主演ドラマ!!
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最近の視聴率やCD・DVD売り上げ、コンサート動員数など、事実上SMAPを超えてしまっている嵐が10年ぶりに5人揃ってドラマに主演する。
しかも、作品は各局が渾身の力を注ぐ新春のスペシャルドラマである。
『最後の約束』(フジテレビ系)と題されたこのドラマの内容は、ビル占領事件にたまたま居合わせた5人が、予想不可能な事態に立ち向かうヒューマンサスペンス。
5人揃っての主演は、デビュー当時のフジテレビ系『Vの嵐』以来のこと。今回のドラマのために撮影されたポスターは、5人が上半身裸という気合いの入りっぷりである。
「お正月ですから、どこの局も老若男女問わず知名度があり、かつ数字が取れる俳優・女優、タレントを必ず持ってきます。バラエティーだって無名のお笑い芸人を多数揃えても必ず大御所を司会に添えますし、とくにドラマはテレビ局の面子もありますから、絶対ビッグネームを持ってきますよ」(大手広告代理店)
来年のフジテレビの新春を担うのは、今まで蜜月関係を築いてきたSMAPではなく嵐という現実。
やはり、今年4月に3時間半に渡って放送された同局スペシャル番組『SMAP PRESENTS ドラマの裏の本当のドラマ』が19.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)しか取れなかったことに起因しているのだろうか? この数字は、通常ならば十分合格ラインではあるが、同番組はSMAPだけでなく、唐沢寿明、松嶋菜々子、竹野内豊など、超の付く豪華キャスト陣がゲストとして登場していたのである。にも関わらず、20%にも満たないという現実は、少なからずフジ局内にショックを与えたようだ。
一方嵐は先日、生放送番組『祝10周年!! 今夜嵐を巻き起こせ…驚きの嵐 世紀の大実験!! 学者も予測不可能SP&奇跡呼ぶ実験的生ライブ!!』(日本テレビ系)で豪華ゲスト陣に頼ることなく平均視聴率23.5%を獲得、瞬間最高視聴率は何と29.8%を叩き出した。
「現実として、今年はキムタクのドラマで20%割れをしてしまいました。近年のライブの規模も嵐の方が上ですね。確かにSMAPは過去に『世界に一つだけの花』(ビクターエンタテインメント)でダブルミリオンを達成していますが、近年売り上げは伸び悩んでいます」(前同)
数字だけ見ても、08年度のオリコン年間シングルチャート1位を記録したのは嵐の「truth/風の向こうへ」(ジェイ・ストーム)である。今年8月に発売されたアルバム『All the BEST! 1999-2009』(同)も発売5週で124万枚を記録、一方SMAPは昨年9月発売したアルバム『super.modern.artistic.performance』(ビクターエンタテイメント)の売り上げは約26万3,000枚と、勢いの差は明らかだ。
具体的な数字はもとより、SMAPに対しては「もう飽きた。所詮実力が無いんだから年取ったらオヤジ。若い方が良いに決まってる」「東方神起の方が純粋でカワイイ。歌とダンスが上手い」というファンの声が真に迫る。諸行無常、盛者必衰の芸能界。いよいよSMAPにも、終焉のときが近づいているのだろうか。
(文=山田裕子)
どんまい、SMAP
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