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一ケタ続発のなかで『相棒』健闘 下げ止まらないドラマを救うのは中高年!?

aiboseason8.jpgテレビ朝日『相棒season8』HPより

 一体どこまで最低視聴率を更新すれば下げ止まるのか……というくらい下がり続けている今クールの連続ドラマ。TBS系『深夜食堂』が1.5%(第4回/以下、視聴率はすべて関東地区・ビデオリサーチ社調べ)と最低記録を更新し、NHK『行列48時間』は22時からのゴールデンにもかかわらず3.8%(第3回)。同じくNHK『ROMES』(第4回)も20時からの放送で主演に大倉忠義を据え、安田章大ほか、脇をジャニーズで固めても4%である。

 そんなひどい状況でもそれなりの数を取っているのは、テレ朝系『相棒season8』の18.9%(第3回)。主演は水谷豊と新しい相棒に及川光博が出演している中高年の視聴者に人気の刑事ドラマである。劇場版も好評で、シリーズ化やスピンオフ作品まで公開している長寿ドラマだ。


 2位はTBS系『JIN-仁-』(第4回)17.2%、3位にやっとフジの月9『東京DOGS』(第3回)が14.4%でランクイン。4位に『リアル・クローズ』(第4回)がじわじわ数字を上げて12.5%を獲得。5位は『交渉人2』(第3回)の12.4%である。トレンディドラマ全盛時代には”ドラマに弱い”と言われ続けていたテレビ朝日がいまや業界をリードしているのだ。

『相棒』は団塊世代に訴求し、『JIN-仁-』と『交渉人2』も年配視聴者に受けのいい時代劇ものと刑事ものである……「それからTBS系『浅見光彦~最終章~』(第3回)も12.2%と6位に付けていますよ。完全に視聴者は中高年と見てまちがいないですね(笑)」とドラマライター。

 若者のテレビ離れが指摘されて久しい昨今、スタジオ収録に比べて制作費の高くつくドラマ番組は今後、さらに中高年向けにシフトしていくかもしれない。
(文=山田裕子)

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もはや昭和回帰しかない!?

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最終更新:2009/11/09 00:56
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