「芸人より面白い!?」Hey!Say!JUMPの『スクール革命!』は『内P』になれるか
#テレビ #ジャニーズ #内村光良 #Hey! Say! JUMP
SMAP以降、「アイドルだって笑い・トークができること」が当たり前のようになりつつある昨今。
そんななか、意外と知られていないトーク力が一部で話題となっているジャニーズの番組がある。ウッチャン(内村光良)が「教師」としてMCを務め、Hey!Say!JUMPが出演する『スクール革命!』(日曜午前11時45分~/日本テレビ系)だ。
実はこれ、毎週ゲストを迎え、エピソードを「小テスト」として出題するのだが、その回答のほとんどが「大喜利」状態。
先日、「週刊少年ジャンプ」(集英社)のある漫画家が同誌の目次コメントで「大好きだった内Pを思い出す」と書いていたのをはじめ、一部で「お昼版内P」「女性向け内P番組」などという声も出ているほどだ。
たとえば……。
<ハリセンボンが出演した回の質問>
●「女芸人として今までで一番恥ずかしかった仕事は?」
・「中華料理店の店主」(Hey!Say!JUMP知念)
「角野卓造じゃねーよ!」(春菜)
・「メイクが落ちる仕事」(Hey!Say!JUMP八乙女→「女芸人さんだと動く仕事が多いから、メイクが落ちてきて、緑色の腹とか出ちゃうと」)
「シュレックじゃねーよ!」(はるか)
まずは「お約束のやりとり」も難なくクリア。
続いて、<ブラマヨが出演した回の質問>
●「吉田がモテている時を実感したのはどんな時?」
・「妄想」(八乙女)
・「山登り」(アンタッチャブル山崎→「岩肌を見ているときに、似ていると思って」)
ムダなく斬った八乙女のほうが、「個人の特質」から広げた山崎の回答よりも、攻撃的だ。
しかも、「女子が自分の写真をペンダントに入れていた」というエピソードを吉田が披露すると、すかさず「魔除けですよ」(八乙女)と一言。さらに、「吉田さんはいつから根暗になったんですか」(八乙女)と、耳を疑うような質問も平然としていた。
●「吉田の元相方は今?」
「皮膚科の先生」(オードリー若林)
「宇宙飛行士」(Hey!Say!JUMP山田→「クレーターを見てたら、本当のクレーターを見に行きたくなっちゃった」)
これも、「皮膚」という同じ視点に立ちながら、大きく飛躍した山田のほうが、切れ味がある。
このコーナーの回答を見る限り、芸人よりも「大喜利」センスがありそうな彼ら。なぜなのか。ジャニーズに詳しい編集者は言う。
「Hey!Say!JUMPはとくにトークができる子を集めているわけじゃないですし、前身の『時空間☆世代バトル 昭和×平成 SHOWはHey! Say!』はごく普通のアイドル番組だったんですよ。正直、ノーマークでしたが、最近『意外と面白くなってきた』とは思います。ウッチャンの影響でしょうか」
また、バラエティの構成作家は言う。
「大喜利的なものは、実際には作家が書いているのがほとんどです。もちろん作家が書いたものを超える面白い回答が、アドリブで出るケースもありますが。ただ、ウッチャンの力は大きいでしょうね。たとえば、欽ちゃんの場合、『ダメなところを見つけてそれを消していく』スパルタな教育ですが、ウッチャンは逆で、本当に自由。ダメなところは見ずに、良いところを見つけて、好きなことをやらせておくので、芸人が縮こまらずにのびのびやれるんです」
まさにそんなのびのび教育の中で育ったのが、さまぁ~ず、くり~むしちゅーなどだという。
とりあえずHey!Say!JUMPの現時点でのトーク力はまだ謎だが、良き師・ウッチャンを得た彼らが「内Pジュニア」として成長する可能性はある。
内Pファンにも見逃せない番組になりそうだ。
(「サイゾー裏チャンネル」より)
敏腕。
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