SMAPの衰退と相次ぐ「ヤバ画像流出」に見る芸能界のジャニーズ包囲網
#ジャニーズ #嵐 #SMAP #本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
嵐の冠番組『VS嵐』が、フジテレビのゴールデンタイムで10月22日からスタートした。土曜昼間から”出世”しての同時間帯での放送。このように、今年に入って、SMAPに変わって、嵐の活躍がやたらと目立つ。
今年上半期のCDシングル売り上げランキングを見ても、嵐の「Believe/曇りのち、快晴」「明日の記憶/Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~」が1、2位を占めた。ドラマも、リーダーの大野智が『歌のおにいさん』、相葉雅紀が『マイガール』(共にテレビ朝日)で、それなりの数字を稼いでいる。
一方、長年、ジャニーズの顔として活躍してきたSMAPの凋落ぶりが顕著となった。CDの売り上げもイマイチ、キムタク以外のメンバーは、ドラマでも視聴率を稼げない。かつてお化け番組と言われた『SMAP×SMAP』(フジ)も視聴率低下に加えて、ゲストに迎えた石原真理が自身の告白本『ふぞろいな秘密』(双葉社)について、「ゴーストライターが書いて、出版社が勝手に出版した」と番組内で虚言を吐いたことで、出版元から厳重抗議を受け、フジが謝罪するという一幕があった。
これまでのケースだと、このようなことがあったとしても、出版社はジャニーズのパワーに泣き寝入りしていたはずだ。もし抗議したとしても、ジャニーズから横槍が入り、処分はなし崩し的に終わってしまうことが多かっただろう。ところが、今回はジャニーズが出版社に圧力をかけたという形跡は見受けられない。
ジャニーズの内情に詳しい芸能界の重鎮は、筆者に「今のジャニーズは、メディアに圧力をかけたり、横槍を入れるような力はなくなりましたよ。業界内の目に見えない包囲網が功を奏したんでしょうね」と言う。
目に見えない包囲網とは、今年の春頃から出回っているジャニタレたちの怪しげな写真のことだ。この写真の存在を知ってから、ジャニーズ幹部たちの業界関係者に対する態度は、威圧的なものから低姿勢なものにガラッと変わったというのだ。
筆者も、この数十枚にわたる怪しげな写真を見ている。その中には、昨年7月に「週刊現代」(講談社)で報じられた嵐・大野の”大麻吸引疑惑写真”と同じものがあった。大野に関する、それ以外のやばそうな写真も数点あった。大野だけではなく、ドラマでは好青年のイメージが強い二宮和也の写真もあって驚いた。ほかのジャニタレの写真もあった。
もちろん、これらの写真は”疑惑”に結びつく存在でしかない。だが、写真くらいでは当局が動かないまでも、マスコミの報じ方次第では、大々的なスキャンダルになりかねない代物だ。ジャニーズに反発心を持つメディアは、この写真が外部に出たとき、それを材料に徹底的にバッシングに入るだろう。今やジャニーズを支える屋台骨であるグループのスキャンダルは、同事務所にとっても致命傷になりかねないのだ。
一説には、これらの写真は、芸能界の反ジャニーズ勢力が握っており、「ジャニーズの横暴がすぎると、写真を撒く」「大人しくしていれば、写真は表に出さない」という無言のプレッシャーを同事務所にかけているという噂すらある。このところのジャニーズによる、マスコミや他の事務所に対する融和路線は、こうした爆弾を抱えているがゆえの危機感の表れなのかもしれない。
それにしても、こんな写真が出回ることでもわかる通り、ジャニーズは、その社会的影響力の大きさのわりに、タレントの管理が十分にできていない。少年たちを酷使する一方で、人間的な教育を後回しにするジャニーズの姿勢が続く限り、同事務所は常に潜在的な危機にさらされているといえるだろう。
(文=本多圭)
3Dライヴ見逃した…
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