フジテレビ『オトメン』脚本家の”愚痴ブログ”にネット掲示板が紛糾中!
#テレビ #ドラマ
フジテレビで現在放送中のドラマ『オトメン(乙男)』で脚本を担当している野口照夫氏のブログ「野口の愚痴」に書き込まれたエントリーが波紋を呼んでいる。
話題になっているのは、当該ブログ9月1日分のエントリー。「本日、ようやく『オトメン』の仕事が終了。」という書き出しで始まるこの日の記事には、「少女マンガというものを人生で一冊も読んだことがなく、剣道に興味の欠片もなく、料理・裁縫などいっさいやらないオトメン要素ゼロのこの俺が、なぜこの仕事をやることになったのか、いまもって不思議」「そもそも、ここ数年で、まともに見た日本の連ドラは『白い巨塔』のみ。」「ようやく解放。」などと書かれている。
このブログに対し、ネット上の掲示板が紛糾。「こんなんでドラマが面白くなるわけがない」「作り手がやる気ないんじゃ誰も観ないよ」「原作は面白いのに、かわいそう」など、非難の声が相次ぐ騒ぎとなっているのだ。
「『オトメン』は現在もまだ放送中ですからね、現場の人間がこうしたネガティブな発言をブログという誰でも見られる場所に掲載するというのは、軽率だと思いますよ」(芸能ライター)
菅野文による少女マンガが原作の同ドラマは今年8月期に『オトメン~夏~』が全8回で放送。平均視聴率は6.26%(関東地区・ビデオリサーチ社調べ)と振るわなかったが、10月からも続編の『オトメン~秋~』が放送されており、10月27日放送分までで野口氏は『夏』の1、2、3、5、8話と『秋』の1、3話の脚本を担当している。
「テレビドラマの脚本はプロデューサーやスポンサー、出演者の事務所など各方面の意向が大きく関わってくるので、大変だという話はよく耳にしますよね。あの三谷幸喜が『振り返れば奴がいる』(93年/フジテレビ)の脚本を担当した際に、勝手に現場で脚本を書き換えられて激怒した話は今でも業界の語り草です。ただ、三谷はその後、その経験をもとに『ラジオの時間』という戯曲を完成させました。野口氏も脚本家ならば、不満があってもブログに書くのではなく、作品にしてしまえばよかったのに、と思いますよ」(同芸能ライター)
この騒ぎもまた、昨今のテレビドラマの凋落を象徴する出来事かもしれない。
ベッキーを見習って!
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