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内容より視聴率が注目されるTBSドラマ『こち亀』の低空飛行

kochikame_hp.jpgTBS『こちら葛飾区亀有公園前派出所』HPより

 9月12日放送第6話の視聴率が注目される崖っぷちTBSドラマ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。先週9月5日放送の第5話では稲垣吾郎の助太刀で6.5%と、やや持ち直しているだけに、6話目の数字が業界から注目されている。

 持ち直しているとはいえ、明らかにひどい数字であることは明白。もはや、というかリアルに今クール・ワーストNo.1を競う数字なのだが、これでも4話の5.9%から比べれば、吾郎ちゃん効果だけで0.6%のプラス。4話からのなし崩しの下落には一応ストップがかけられたわけである。ここが正念場だろう。

 SMAP香取慎吾の主演で鳴り物入りで始まった同ドラマだったが、初回12.2%と低調なスタートを切ると、視聴率はそのまま下落の一途をたどり、KAT-TUN田口をゲストに迎えた第3回には早くも一ケタの7.6%。その後も低空飛行を続けているが、その原因はいったい何なのだろうか。

「そもそも、ドラマなのにゲストに頼っている時点で、ひとつの作品として成立してないですよね。各マスコミでも散々語られていますが、人気マンガのドラマ化、スターシステムによるキャスティングなど、企画そのものの見通しが甘かったとしか言いようがない。TBS局内では『長期シリーズ化』という目論みもあったようですが、主役勢のキャラクターが確立する前から北野武や加山雄三などの”濃い”面々がゲスト出演してしまっては、視聴者は誰に注目したらいいかわからなくなってしまいます」(ドラマライター)

 ちなみに12日放送の第6回ゲストは、SPEEDの島袋寛子、AKB48らコアなファンを持つ女性アイドルだ。

「もしかしたら”アイドル効果”で視聴率が上がるかもしれませんが、このゲストでKAT-TUN田口や稲垣吾郎の回を超えてしまったら、それはそれでジャニーズ事務所としては頭が痛いでしょうね。もう各マスコミも本編より視聴率調査結果にばかり注目していますよ(笑)」(同)

 同ドラマのキャッチフレーズは「日本はいま、笑ってる場合でいいじゃん!」というものだが、もっとも笑っていられないのは当のTBSかもしれない。

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最終更新:2009/09/12 18:33
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