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劇場版『SP』エキストラのジャニーズファンまたも暴走で岡田准一が困惑中

sp_movie.jpg劇場版『SP』HP

 V6岡田准一主演の人気ドラマ『SP』(フジテレビ)が来秋スクリーンで甦ることになった。同ドラマは深夜帯にも関わらず高視聴率を記録し、シリーズ終了とほぼ同時に映画化も視野に入れていた話題作。岡田自身も思い入れの強さをことあるごとに語っていたが、製作が頓挫している間も、アクションシーンに備えて武術の稽古を欠かさなかったという。

 そしていよいよ、7日にはエキストラを入れての撮影がスタートしたわけだが、そこで目撃されたのは、映画化にかける岡田の並々ならぬ決意だった。


「今回、一般からはフジテレビクラブとジャニーズのファミリークラブが募集したエキストラが参加してたみたいなんですが、やっぱり岡田くんファンが多かったように感じます。みんな久しぶりに見る井上薫(岡田の役名)にテンションが上がっちゃって、待機中に場所移動してこっそり見にいく人もいましたね。前後のシーンとつながらなくなるからやめてほしいとスタッフさんが言ってましたけど、効果があったかどうか……」(エキストラに参加した30代女性)

 表だって撮影の妨害となるようなことがなかったものの、どことなく浮ついた雰囲気のなか撮影は進められ、最後に岡田ら出演者が挨拶のため登場した。

 主演の岡田は、まず、「長い時間おつかれさまでした。本当にありがとうございます」と感謝を述べた後、「テレビシリーズでも今回のように緊迫したシーンがあって、いいシーンもたくさん撮れたんですが、使いたいなって思うシーンで笑顔になっている方が映ってて、使えない、ということもありました」とちくりと苦言を呈し、「僕にとって本当に大切な作品だし、みなさんと一緒にいいものを作りたいので、ぜひ協力してください」と、締めくくった。

 実は午前の部の最後にもエキストラの前に登場し、「手を振らないでください」「気が散って、岡田になったり井上になったりしてしまうので」とやんわりお願いをしていた岡田。

 終始笑顔を絶やさず、穏やかに語っていたものの、本来なら、こうした注意はスタッフがすべきもの。それだけに、岡田の作品にかける意気込みが伝わってくる一方で、エキストラのあるべき姿も考えさせられてしまう。本当に作品と岡田のことを思うのなら、撮影の待機中も集中力を高めていることは想像できるはず。物見遊山でエキストラに参加するのは控えてほしいものだ。

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最終更新:2013/02/04 11:33
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