「ドス黒いエロス」大久保佳代子の果てなき野望とOLを続ける理由
#お笑い #大久保佳代子
オアシズ、友近、森三中、ハリセンボン、柳原可奈子、椿鬼奴、アジアン、クワバタオハラ、いとうあさこなどなど……。近年、女芸人たちの豊富さ・勢いは、過去に類を見ないほどである。
事務所も超えたチームワークの良さで、バラエティ番組にひっぱりだこの女芸人たち。そんななかでも、いま、突出してどす黒い不気味な輝きを放っているのが、オアシズ「大久保さん(大久保佳代子)」である。
ボキャブラリー豊富で安定感抜群の相方・光浦靖子が、「かつて人力舎を一人で支えてきた」という話は、様々な芸人たちから指摘されている話。その間、大久保さんはというと、一時期芸能活動を休止してOLに転身、『めちゃイケ』に「OL大久保さん」として登場し、イジられ続けてきた。
事実、数年前の大久保さんは、何のオーラもないフツウの人に見えたけど……。
いまでは数多いる女芸人たちの中で、最も猥褻で最も妖しくエロいオーラをまとい、ときに卑怯ないやらしさまでむき出しにする大久保さんは、必ずオチに使われるほどの存在感である。
特に、昨年から毎週出ているテレビ東京系の『おねがい!! マスカット』(現在は『おねだり!! マスカット』)では、AV嬢たちの影が薄くなるほどの嫌なエロさを振りまく大久保さん。いったい彼女に何があったのか?
ご本人を直撃したところ、心境の変化について、こう語ってくれた。
「自分の欠点である『不快なエロ』やらが笑いになったとき、以前よりキャラを無理して作ったりせず、楽な気持ちで仕事ができるようになったんです」
いまではテレビで毎日のように見るけれど、本当にまだOLさんなのか?
「まだOLです。とは言っても、行ける範囲なので、月10日前後ですが」
十分すぎるほど現役! それにしても、なぜまだOLを?
「数日OLをした後のタレント仕事は、常に新鮮で、慣れることなくびびりながらやってることが良いのかもしれません」
なんと10月16日~18日には、そんな大久保さんが主役で、光浦靖子が作・演出を務める舞台『大久保佳代子劇団第一回公演 尼と恥美』も行われる。
「大人計画の宮崎吐夢さんにも参加していただき、ある尼の人生を描いた作品」というけれど……。
大久保さん、いま、ライバルは誰ですか?
「ライバルは自分です。もっと性欲に負けず、プライドが捨てられるようになりたいです」
え……これ以上……? どこに向かっているの?
「芸人(特に男の)が好きなので、その方たちと一緒に仕事ができたら嬉しいし、なんならそのうち優秀なプロデューサーやら作家やらと結婚したいです」
あくまで「ついで」みたいな軽い口調で、図々しくもエロい野望を語った大久保さん。「嫌なフェロモン」「無駄なエロ」から、もう目が離せない。
(サイゾー公式携帯サイト「サイゾー裏チャンネル」より)
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