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“厳しい手段”も!? 石原真理「本当は本は書いていないんです」発言に版元困惑

fuzoroi_ishihara.jpg『ふぞろいな秘密』(双葉社)

 SMAPが司会を務めるバラエティ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ)に出演した女優・石原真理子の”トンデモ発言”が物議をかもしている。

 石原は、「今までのゴタゴタから一新したくて」との理由から”石原真理”に改名して登場。今後の女優活動にも意欲的な姿勢を見せていたが、ベストセラーとなり映画化もされた自叙伝『ふぞろいな秘密』に話が及ぶと、にわかに信じがたい発言が飛び出したのだ。


 同著では、石原と有名タレントなどとの交際歴が赤裸々に綴られ、結婚した玉置に至ってはDVがあったことが詳細に語られている。その内容について石原は、「実は私、書いていないんです」と仰天発言。さらに「普通は5回、6回と書いたものの直しのやり取りがあるのに、私の場合は『時間がない』と言われて、過去週刊誌で報じられた男性の名前が本になってしまった」「今まで私は目の前で平気で嘘をついたり、自分を騙したりする人がいるはずないと思っていたんです」という言葉も出てきた。

 25日には、この発言がスポーツ紙やネットニュースでも取り上げられ、ちょっとした騒動に。しかし、石原は『ふぞろいな秘密』出版直後には自ら記者会見を開いて宣伝に精を出し、同書が売れたおかげで本人も多額の印税を受け取っている。それをいまさら「自分は書いてない」「騙された」といわれても、常識的に考えると信じがたい。

 『ふぞろいな秘密』を手がけた双葉社の担当編集者に話を聞いた。

「今回の発言には驚いています。石原さんは、自ら何度も原稿やゲラをチェックしていますし、当然ながら出版にあたり契約書も交わしています。それなのに、弊社への事実関係の確認もなく、なぜあのような放送がなされたのか、フジテレビに確認しているところです」

 どうも、石原の発言はもとより、その発言を鵜呑みにして、双葉社側に事実確認もせずに報道したフジテレビに対しての不信感が強いようだ。事情に詳しい出版関係者はこう語る。

「今回、フジテレビ側は、石原を出演させるにあたって、一度は双葉社に相談しているんです。そのとき、双葉社の担当者から、”『ふぞろいな秘密』の内容に言及するなら、事前に確認させてください”と念を押していたらしいんですよ。以前にも、同書をめぐる石原の不用意な発言がトラブルを起こしていますからね。フジテレビはそれを無視した上に、『自分は書いてない』などという重大な発言の裏を取らなかった。バラエティ番組だからといって許されることではなく、双葉社にとっては信用問題にかかわりますからね」

 テレビ業界では、昨年11月、日本テレビが『バンキシャ!』の中で、元建設会社役員による「岐阜県職員が裏金づくりをしている」という虚偽証言をそのまま放送するという大失態を演じ、同局社長が引責辞任をするという事態まで引き起こしている。くしくも、この虚偽証言放送事件を受け、日テレによる検証番組が23日に放送されたばかりだ。

「『バンキシャ!』事件に対して、厳しい勧告をしたBPO(放送倫理・番組向上機構)も、今回の『SMAP×SMAP』の件には重大な関心をもっているといわれています。そもそも、『ふぞろいな秘密』を出版するまでの過程は、双葉社の協力の下、フジテレビも取材をしてましたからね。それなのに”面白ければいい”と石原の発言を垂れ流して……。双葉社は、フジテレビや制作協力として参加しているジャニーズ事務所に対しても、厳しい手段に出ると思いますよ」(同)

 それにしても、いくら『SMAP×SMAP』の視聴率が最近は振るわないからといって、こんな客寄せパンダ的なスキャンダル女優をゲストに招かなければならないとは……。ちなみに、16日に放送された『とくばん』(TBS系)には、SMAPメンバーの全員が出演しながら、7.0%(ビデオリサーチ/関東地区)という低視聴率を叩き出している。今回の「虚偽証言」騒動は、テレビ界におけるSMAPの迷走ぶりを象徴しているかのようだ。

ふぞろいな秘密

SMAP×石原真理ってセンスがスゴ過ぎ

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最終更新:2009/08/26 13:37
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