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「よく分かりません」を連発……取材者泣かせの”寡黙すぎる女性歌手”とは?

onitsuka.jpg「帰り路をなくして」UNIVERSAL SIGMA

 Jポップ界では、歌手やバンドが新しいCDをリリースするタイミングで、メディア向けのインタビューに応じることが多い。これらは、所属するレコード会社の宣伝部がテレビやラジオ、雑誌などに売り込みをかけた結果、実現するものがほとんどだ。いわば「インタビューを載せてください」と頼んだ上での”宣伝活動”であるが、当の歌手本人がまるで乗り気でなく、周囲のスタッフを凍りつかせることもしばしばだという。

 そうした”問題児”の代表格として業界で知られているのは、先月久しぶりのシングル「帰り路をなくして」を発表した鬼束ちひろ。これまでも激ヤセ騒動などで不安定な性格を指摘されてきた彼女だが、実際の取材現場は想像以上の”惨状”を呈していたようだ。以前、取材に立ち会った女性誌編集者がこう語る。

「ベテランのライターさんがたくさんの質問を用意して取材を行なったのですが、鬼束さんはほとんどの質問に『よく分かりません』『覚えていません』とだけ返したんです。普段は冷静なライターさんのゴクリとつばを飲み込む音が、沈黙の流れる部屋に響き渡っていました(苦笑)。鬼束さんは優れたアーティストだと思いますが、正直、インタビューはもうコリゴリです」

 そのほか、イメージとは違って態度が悪いと評判なのが、演歌界の”黒船”ことジェロ(JERO)だ。

「インタビュー中は一切笑顔を見せず、いかにもめんどくさそうに話していました。毎回『なぜ演歌を歌うの?』みたいな質問ばかりで同情すべき点もあるのですが、テレビでの明るい印象とはまるで違ってビックリしましたね。取材後にプレゼントを渡したときも、『……ハイ』の一言だけでした」(タウン誌編集者)

 ここ数年はウェブメディアの台頭もあって、プロモーションの受け皿となるメディアの数が増加。その結果、より過密な宣伝スケジュールが組まれるようになり、「一日10本近くの取材を受けるアーティストも少なくない」(レコード会社宣伝関係者)。こうしたプロモーション活動を、大変なストレスと感じる歌手やバンドもいるだろう。実際の掲載バージョンでは当たり障りなくまとめられることが多いインタビュー記事だが、取材現場の殺伐とした様子を思い浮かべて読むと面白いかもしれない。
(文=石山博美)

帰り路をなくして

だって、アーティストだもん。

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最終更新:2009/08/24 08:00
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