ランキングで判明 芸能人が共感と羨望、賞賛を得るポイントは”不幸”なのか
#浜崎あゆみ #安室奈美恵
オリコンランキングで『生き方が格好いい女性アーティスト』のアンケートが行われた。世の女性の共感と羨望、男性からの賞賛を得るアーティストの1位に輝いたのは安室奈美恵。理由は「いろんな事を乗り越えながらトップアーティストとして輝き続けている」、「子供を育てながらも女性として輝いている」、「自立している女性の象徴的存在」といった言葉が並んでいる。困難を乗り越え、シングルマザーになっても第一線で歌手として売れ続け、イメージを崩さないところがポイントのようだ。
2位には「病気に負けずに頑張っている」と、耳疾を告白している浜崎あゆみがランクイン。3位には、故・川村カオリさん。自身の音楽スタイルを貫き、病魔に蝕まれてもなおライブを行い闘い続けた姿が支持されたようだ。そして4位・YUI、5位・椎名林檎、6位・吉田美和、7位・松田聖子、8位・松任谷由美、9位・土屋アンナ、10位・絢香という結果に。
それにしても、いわゆる”生まれたころからお金持ちのお嬢様→何一つ不自由なく育ち→全く下積みなく売れ→誰もが羨む素敵な男性と結婚、玉の輿で今はセレブ主婦”という女性が一人もいない。ユーミン以外すべて、病気、死別、離婚、不倫略奪と、何かしら乗り越えなければならない不幸が存在している。
生き方がカッコいい女性に共通するのは”仕事”で成功していること。しかし寄らば大樹の陰、出る杭は打たれる日本文化において女性が成功を収めるには並ならぬ努力と不屈の精神が必要だろう。例えば、何不自由ない暮らしをしている象徴のようなダルビッシュ夫人・サエコに至っては、何もここまで嫌わなくとも……という程、鬼のように嫌われているのが現実だ。
「サエコさんは女の嫉妬の対象ですよ(笑)。 明らかに大成功を収めて、それを自力で勝ち取ったものに関しては感服するんでしょうけど、それでももし、その人が美人で何の苦労もなく勝ち取っていたら支持されませんね。だから不幸を乗り越えている人が支持されるんじゃないでしょうか?」と、某大手芸能プロのマネージャーは語る。
確かに昭和の大スターでさえ、幼い頃は苦労しました的なエピソードがつきものである。どれだけ才能に恵まれ、努力で地位を勝ち得ても、”不幸”に襲われなければ大衆の支持を得られないとは。芸能人というのも因果な商売である。
(文=山田裕子)
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