どぶろっくの「セクハラソング」に登場する”デスク谷本さん”は実在するか
#お笑い #あらびき団 #どぶろっく
もてない男のエロ妄想を、きれいなハーモニーで歌い上げるお笑いコンビ、どぶろっく。深夜番組で人気に火がつき、この春からは『エンタの神様』のエンディング担当の準レギュラー? として抜擢された。
しかし、『エンタ』など幅広い層が見る番組では深夜のような直球のド下ネタはやるわけにいかず、「おばあちゃん」や「犬」など、柔らかめのネタを歌っている。そのジレンマについては、以前報じた通り(参照記事)。その反動ゆえなのか、最近深夜に見かけるどぶろっくのエロソングが、どんどん直接的で過激な妄想にシフトしている気がする。
その妄想のターゲットにされているのは買い物先の店員だったり、バイト先の女の子だったりしていたのだが、『あらびき団』7月22日放送回で披露したターゲットはというと、
「今日は僕らの事務所、浅井企画のデスクの女の子に捧げる歌を聴いてください」
と、所属事務所・浅井企画の「谷本さん」という社名含めた実名をあげたエロソングを歌い始めたのである。タイトルは、『オフィスで恋して』。
「♪谷本さん、谷本さん、事務所のデスク谷本さん」
と歌い出し、
「デニムのミニスカ谷本さん」「胸元ざっくり」
と続けられ、
「♪ブラジャーがぶかぶかで乳首がちらりほろり」
「♪真面目そうで でもやれそうで」
と、セクハラソングがどんどんヒートアップ。そして、
「♪西日差し込む給湯室でしてみませんか? 君の流し台びしょびしょにしてみませんか?」
直接「やらせてくれ」と言っちゃった。そしてとどめに、
「♪心配なんてしなくても相方が見張っているから」
ネタ終わりに番組MC東野幸治が大笑いしながら、
「これ、テレビですよね?」
と言っていたが、ほとんど犯行予告のようである。ネタでなくリアルに言ったら、ストーカー規制法とかに引っかかってしまいそう。
それにしても、これまでネタにされてきた「なんとなくいそう」な妄想ターゲットではなく、今回は「浅井企画の谷本さん」という、限りなく実在の女性である。果たしてこの「谷本さん」、実在するのであろうか。また、実在するとしたならば、どんな気持ちなのだろうか。野暮な話ではあるが、浅井企画を直撃してみた。すると……
「実在するかしないかといえば、実在します。います」
!! いた! 谷本さん!
「ただ、名前を含めて、若干変わってますけどモデルになった女の子は、確かにいます」
ネタにするにあたり、多少設定をいじったりオーバーにデフォルメしたりしているわけだが、
「ホットパンツをはいていたり、イマ風の格好がよく似合う、若くてかわいいコですよ。その彼女を見て、妄想をふくらませたんですね」
とのこと。とはいえ、ネタのモデルにされてあんなことやこんなことを妄想の中でされてしまうのは、どうなんだろうか。
「それが、本人が、どぶろっくのファンなんです」
むしろ「光栄」といっていいのか。
「いちおう、本人に、『曲作ってもいいですか?』とお伺いはたてたようなのですが」
律儀なエロソング芸人なのである。こうなると、「谷本さん(仮名)」ご本人にお目にかかってみたい、コメントしてもらいたいと思うのだが、そこについては、「『”ノーコメント”でお願いします』とのことです」 と、奥ゆかしくお断りされてしまった。残念。
なんだかUMA(未確認動物)みたいな扱いになってしまったが、確かに実在した「谷本さん(仮名)」。彼女はいったいどんなルックスで、どんなプロポーションなのか。歌にしたくなる魅力が溢れていることは間違いない。今度はこっちの妄想が、ふくらんでくる。
(文=太田サトル)
谷本さん(仮名)を見つけたらサイゾー編集部まで!
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