AKB48辞めたら、お先真っ暗? ”卒業生”星野みちるが事務所離脱・活動休止
#アイドル #AKB48
アイドルグループ・AKB48の最古参メンバーで07年6月に卒業し、以降ソロシンガーとして活動していた星野みちる。彼女が18日に行ったライブで活動休止と所属事務所・AZ-ENTERTAINMENTからも離脱することを発表した。4月に、AKB48卒業メンバーとしては初となるCDデビューも果たした彼女だが、今後はマイペースに音楽活動を続けていくようだ。AKB48劇場通い3年半の”古参ヲタ”である、あるファンは次のように明かした。
「AKBの面白さの一つが、歌手、女優、声優、モデル……さまざまな夢を持った女の子たちが結集しているところ。みっちぃ(星野)は、05年12月のAKB48立ち上げ当初からのメンバーですが、当初からシンガーソングライターとしてのデビューを希望していて、『なんでこの子がアイドルに?』と疑問も持ちましたが、”歌”に賭ける情熱はピカイチ。連日の1日3回公演でメンバーが不平不満を口にする中、『私はずっと歌手を夢見てきたから、歌を聴いてくれる人がいることがうれしい。文句を言うのは許せない』と普段のおっとりキャラとは違う、き然とした言葉でメンバーをたしなめたのは、今なお語り継がれる伝説的名言です」
その後、星野は自身が作曲した30曲あまりをプロデューサー・秋元康に聴かせ続け、秋元が気に入った曲に詞を付けた「ガンバレ!」という曲が完成。この曲は、フジテレビ『スーパーニュース』のお天気コーナーのBGMに抜擢され、映画「受験のシンデレラ」の主題歌にも起用された。AKB卒業後は事務所も決まって、定期的にライブを行い、今年4月にはAKBメンバーの高橋みなみ、前田敦子、前田敦子、元メンバーの折井あゆみ、大島麻衣が作詞に参加したアルバム「卒業」をリリース。歌手として着実にステップアップしているように見えたのだが……。活動休止の背景にあるものは何なのか、ある音楽関係者は次のように分析する。
「今は、どうしようもないぐらいにCDが売れない、すなわち、音楽で金を稼ぐのが難しい時代。着うた、iTunesなどの配信も話題ですが、売れるのはごく一部です。インディーズバンドは事務所に所属してメジャーに行くより、利益の面でも、表現の制約の面でも自由にできるインディーズを継続するバンドも多い。事務所に所属していると、給料をもらっている以上、それなりの利益を上げないといけない。おそらく、星野さんも”やりたいこと”と”やらなければならないこと”の狭間で、活動休止と事務所からの離脱を決めたんでしょう」
ブログでは、「また歌いに戻ってくる。なのでこれからもずっと応援して下さい」と力強く宣言している星野。現在のAKB48メンバーがグループから卒業しても、芸能界で活躍できるという道筋を作るためにも、星野が名前の通り、”スター”として輝く日を望みたいものだ。
♪10年後に~また会おう~
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