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人気アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』同じ内容を6話連続で放送! ネットでは非難集中

kyoani_haruhi.jpg「涼宮ハルヒの憂鬱・京アニサイト」より

 2006年4月~7月に放送され、声優・平野綾をスターダムにのし上げ、DVDや関連CDも大ヒットを巻き起こしたアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』。今年4月から前作の内容に加えて、新作エピソードを織り交ぜて改めて放送している中、6話連続ほぼ同じ内容を放送し、ネット上で非難が集中している。

 夏休みを1万5,000回以上繰り返すという物語の設定にちなんで、実際の放送内容も物語がループするという前代未聞の企画だが、大型掲示板では「マジでありえねえw」「もう見限った」「あと何回繰り返すんだよ。マジで1万回か?」などと書き込まれている。ファンの反感を買う中、あるアニメ雑誌ライターは次のように明かした。

「前作でも、第1話にあえて本来第11話に相当するエピソードをもってきて、その後も、順番をシャッフルして放送するなど実験的な放送をしてきたハルヒ。今回も何かやらかすと思っていましたが、前代未聞のループ放送でした」

 ループしているエピソード「エンドレスエイト」は、自分の願望を実現させる”神”のような能力を持つドSツンデレ女子高生・涼宮ハルヒが、夏休みを過ごす中、望んでいた出来事に遭遇できなかったため、それを実現するために8月17日から31日を繰り返すという物語。ハルヒの仲間であるSOS団のキョン、朝比奈みくる、長門有希、古泉一樹がループから脱出する策を探すのだが、その糸口がわからず、1万回以上繰り返してしまうというもの。

「ストーリーはほぼ一緒で、毎回、ハルヒたちキャラクターの服装、演出が微妙に替わっています。制作しているのは、『ハルヒ』以降、『らき☆すた』『けいおん!』などヒットを飛ばす京都アニメーションですが、ネットで騒がれることは想定済みで、話題づくりとして、むしろ『してやったり』でしょうね。」(前出のアニメ雑誌ライター)

 アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」は、ハルヒらSOS団が製作しているという設定。早くハルヒ様の機嫌が治まり、ループから解放されてほしいものだ。
(文=本城零次)

涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ (第1巻) 限定版

特典いろいろ。8月28日発売予定。

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最終更新:2009/07/30 12:01
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