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ニコ動が生んだシンデレラボーイ! 本家に負けない技巧派『サカモト教授』

sakamoto_p.jpgトレードマークでもある黄色いマント(うさみみ付き)は市販されていない何かの景品。にもかかわらず、同じマントを入手してライブに持ってくるファンがいるとか。DJのように、違うゲームの曲をつなげて弾くのが教授のプレイの特徴だ。

 えんじ色のあの機械で日夜ピコピコといそしんだのは、もう20年以上も前。ファイナルファンタジーやマリオにドラクエ、ファミコンでいくつもの(ゲームの)世界を平和にしてきた。そして今、あの世界で流れていた、懐かしのピコピコ音楽の演奏をし、ニコニコ動画で”ネ申”とあがめられている存在がいる。頭にファミコンを載せて、ゲーム音楽を鍵盤で弾くその人は”サカモト教授”。RPGの街中、ダンジョン、ボス戦……さまざまな場面の曲を、実際にゲームをプレイしているときに聞こえるそのままに弾きこなす。知名度を上げるきっかけとなったのは、最近ネットユーザーに人気急上昇中の「ニコニコ生放送」だ。

「ニコ生を今年の3月に始めて、リアルタイムに演奏している様子を流したら、ものすごく反響があったんです。ニコ生のおかげで、いつも出演してるライブに来てくれる人も増えました」(サカモト教授)

 初めてゲーム音楽のパフォーマンスを行ったのは、地元・京都でのバンド活動にて。その後上京し、知人のライブにソロ出演したのが2年前。

「そのときの映像を誰かがニコ動にアップしたらしく、ある日いつものようにニコ動のランキングを見ていたら、『どこかで見た姿が1位になってるなー……俺やん!』って(笑)」(同)

 まさに、ニコ動が生んだシンデレラボーイ。そしてその勢いを駆って、10月31日には渋谷のライブハウス・7th floorにて、満を持してのワンマンライブを開催する。この日までには初のオリジナルアルバムも完成するとのこと。レベルアップを続ける教授の活動から、目が離せない。
(文=朝井麻由美/「サイゾー」8月号より)

●サカモト教授
肩書きは、”ファミコンの中の人”。アー写ではなぜかガスマスクを着用。サカモト教授公式サイト〈http://p.sk-mt.com/〉ではブログもマメに更新中。

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最終更新:2009/07/21 15:00
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