トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 「これが切り札!?」NHK『おかあさんといっしょ』OBを続々投入するTBS

「これが切り札!?」NHK『おかあさんといっしょ』OBを続々投入するTBS

satohiromichi_hp.jpg佐藤弘道HP

「あれ? NHKのお兄さん・お姉さんがTBSでイベントでもやるの?」と思ったのは、『おかあさんといっしょ』OBの佐藤弘道お兄さん、はいだしょうこお姉さん、今井ゆうぞうお兄さんの3人組が立て続けにTBSに出演した6月19日放送分『ぴったんこカン★カン』と、21日放送分『うたばん』。

『ぴったんこカン★カン』では、「体操と歌のお兄さん・お姉さんに学ぶ! 子供と仲良くなるための1日研修!」と題し、子どもとの絡みが不慣れな安住紳一郎アナにお兄さん・お姉さんが『おかあさんといっしょ』出張版よろしく、踊りやダンスを伝授。


 子どもたちを前に「お兄さん、キミたちに話しかける話題を持ってません」などと、まったく目線を合わせないトークをする安住と、気配りの弘道お兄さん、天然美人のしょうこお姉さんがそれぞれに自分の仕事をするなか、ゆうぞうお兄さんだけはひとりでラーメンの汁を飲んでいたりとマイペースで、ネットでは「態度が悪い」「飯食うとき肘をついてる」「気の効いたこと言えない」「笑顔が少ない」「無愛想」「ナルシスト」など、散々な評価をされていた。

 だが、『うたばん』では一転、ゆうぞうお兄さんお約束の空回り気味のハイテンションぶりを発揮。しょうこお姉さんのボケも炸裂し、「それでも元NHK?」「NHKの基準、どうなってんの?」などというツッコミが出るほどの盛り上がりを見せた。

 ただし、気になるのは『おかあさんといっしょ』OBの三人が、事務所も違うのに、立て続けにグループとしてTBSに出ていること。もちろん番組卒業後の活動は個人の自由だし、「お兄さん」「お姉さん」の肩書きもつきまとってくるものだが、同じ局で立て続けに同じ顔ぶれが登場し、歌やダンスを披露するとなると、NHKはどう見ているのか。広報に聞いてみると……。

「他局のことをこちらでどうこう言うことはありませんし、基本的に卒業後の活動は応援していきたいと思います」という理由で、ノーコメント。

 今後、ユニットとしてやっていくの? はいだしょうこお姉さんの事務所・ギャラリーに問い合わせてみると……。

「3人でユニットを組む予定などは特にないです。たまたまです」(担当マネージャー)

 だが、きっかけについてはこんな説明があった。

「TBSだけではないと思いますが、『関口宏の東京フレンドパークII』が木曜にいったり、『うたばん』が日曜にいったりと、ちょうど番組改編のなかでもっとファミリーに観ていただきたいということで、お声掛けいただいたようです。TBSにはもともと一人では出させていただいてたんですが、一人で前に出て話すタイプでもないですし、3人組で出演させていただいた『フレンドパーク』(2月放送)の視聴率がすごく良かったとお褒めいただきまして、それがきっかけになったようです」

 大幅改編をしたTBSがなんとか数字をとれるものを必死で探すなか、手ごたえを感じたコンテンツが「ファミリー向け=NHKのお兄さん・お姉さん」ということ。

 完全にNHKにおんぶに抱っこの節操のなさだが、せめてお兄さん・お姉さんの新たな魅力がTBSで発揮されることを期待したいところだ。
(サイゾー公式携帯サイト「サイゾー裏チャンネル」より)

NHKおかあさんといっしょ 最新ソングブック

とりあえず歌っとく。

amazon_associate_logo.jpg

【関連記事】 視聴率崩壊、大幅改変も失敗……TBSはもう「何をやってもダメ」なのか
【関連記事】 TBS「ヌードで学校」寄付を拒否され宙に浮いた1,200万円の行方
【関連記事】 AV嬢だった!? TBS『余命1ヶ月の花嫁』をめぐる騒動の裏側

最終更新:2009/06/29 08:00
ページ上部へ戻る

配給映画