AKB48高額ツアー騒動に業界困惑!? 旅行代金の意外な「使い道」とは?
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人気アイドルグループAKB48が、7月3日、4日にパリで開催される『JAPAN EXPO』に出演。そのステージをメンバーと見に行く公式パッケージツアーが企画されたところ、3泊5日で248,000円と旅行代金が高額過ぎるのでは……と波紋を呼んでいる。メンバーの”オヤスミのごあいさつ”など、ファンにはうれしい”ナマ交流”がウリだが、相場の倍近い価格設定を疑問視する声も出ている模様だ。
この騒動を心配そうに見守るのは、中年女性に人気の某男性アーティストを抱えるマネジメント事務所関係者だ。彼が「大きい声では言えないが……」と声を潜めながら言う。
「タレントやミュージシャンを同行させてツアーを組む場合、相場の倍程度の料金設定を組むことは、この業界では常識なのです。特にファンクラブ向けのツアーでは顕著で、一回のツアーで数百万単位の利益が出ることもある。ただ、赤字運営のファンクラブも多く、こうした旅行企画による利益で、他の事業の赤字を埋わせているのが現状です」
全体的にCDセールスが大きく落ち込んでいる現在、多くのスタッフを抱えるベテラン歌手やバンドにとっては、とりわけ厳しい情勢が続く。そんな中で、”お布施”ともいえる高額ツアーの実施やファン関連グッズの販売は、事務所経営の命綱となっている。AKB48ツアーの一件をきっかけに、価格設定に疑問の声が上がると困る……ということのようだ。
もっとも、ベテラン勢の高額ツアーに参加するのは、資金的な余裕を持つ中年女性が大半であり、若年ファンも多く抱えるAKB48とは事情が異なる。前出の男性アーティストの場合、ファン女性たちのニーズを満たす様々な”ナマ接待”が用意されているという。
「夕食時にお酌して回ることに加え、就寝前にはホテルの自室に参加者一人一人を招き、記念撮影とおやすみのハグを行います。アーティスト当人にとっては深夜に及ぶ重労働ですが、大抵の参加者の皆さんは写真撮影に満足してお帰りになりますね」(同前)
相場の旅行代金との差額を基に、”生接待”料を割り出してみるのもいいかもしれない。(文=玉井光太郎)
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アイドルも大変。
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